珈琲マインドへようこそ!
当店は、味わい深いコーヒーのような素敵な音楽を奏でる国内インディーズ・ミュージシャンの音源を取り扱う、和みの音楽セレクトショップです。
芳醇な香り立つ珈琲のような、ほっこりとしてちょっぴりほろ苦い琥珀色の音楽の数々を、どうぞご賞味下さい。
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V.A「コーヒーもう一杯 夕暮歌集 〜魔法をかけさせて〜」
¥2,200
名古屋・新栄にて不定期開催中の、弾き語りとDJによる和みの音楽イベント『コーヒーもう一杯』の、2枚同時発売のコンピレーション・アルバムの1枚。 過去のイベント出演者10組が1曲ずつ楽曲提供し、午後3時ごろから日が落ちるまでの流れを想定した構成で選曲。 音源化が待ち望まれていた冬支度の『コンビニコーヒーブルース』、「カタリカタリ」や「しょうにゅうどう」などの活動で知られる河合愼五によるアコースティック・ユニットの百景借景や、「すぱっつ」アジマカズキ・ソロ音源のアコースティック・ヴァージョンなど、ここでしか聴けない楽曲も多数収録。 ブックレットには、当ショップ店主であり『コーヒーもう一杯』主催・野田明とアジマカズキの対談を掲載。 夕暮れ時の散歩や夕飯の支度のBGMとして、日々の生活にぜひ取り入れて欲しい1枚。 *ブログページにて詳細なライナーノートを書いています。ぜひご覧ください。 https://coffeemind.base.shop/blog/2023/04/03/225744 1. wonderland / そらしの 2. 魔法をかけさせて / コーラスウォーター 3. 風来坊 / 海洋天堂 4. 今日じゃなくてもいいな Ft. MCデンジャラスハーブ / リバーヴス 5. 往来 / ベイブス 6. 待宵月 / 百景借景 7. さよならプリンス / アジマカズキ 8. 夕焼け見にいこう / トロエッパ 9. がぁでぃあん / すぱっつ 10. コンビニコーヒーブルース / 冬支度
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V.A「コーヒーもう一杯 夜の歌集 〜僕の万年床〜」
¥2,200
名古屋・新栄にて不定期開催中の、弾き語りとDJによる和みの音楽イベント『コーヒーもう一杯』の、2枚同時発売のコンピレーション・アルバムの1枚。 過去のイベント出演者10組が1曲ずつ楽曲提供し、陽が落ちた宵の口から真夜中までの流れを想定した構成で選曲。 アジマカズキのライブでの人気曲「僕の万年床」のアコースティック・ヴァージョン、百景借景やトロエッパなどの初音源、収録アルバムが完売状態になっているそらしの「yotaka」など、ここでしか聴けない楽曲も多数収録。 ブックレットには、当ショップ店主であり『コーヒーもう一杯』主催・野田明とアジマカズキの対談を掲載。 仕事の後の晩酌のお供や眠りにつく前の読書のBGMなど、日々の生活にぜひ取り入れて欲しい1枚。 *ブログページにて詳細なライナーノートを書いています。ぜひご覧ください。 https://coffeemind.base.shop/blog/2023/04/03/232304 1. 僕の万年床 / アジマカズキ 2. 虫の音 / 冬支度 3. 暮らしに歌を / コーラスウォーター 4. 眠れない夜の唄 / すぱっつ 5. 銭湯のうた / 海洋天堂 6. パラレル同窓会 / トロエッパ 7. Desmaland / リバーヴス 8. 七面鳥を食べた夜 / 百景借景 9. 極夜行 / ベイブス 10. yotaka / そらしの
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アジマカズキ「みちくさ音楽」
¥2,000
名古屋を拠点に弾き語り・バンド・DJで音楽活動を展開するアジマカズキが、2022年にリリースした1stソロ・アルバム。 *本作を、動画と共に1曲ずつ詳細にレビューした記事はこちら。 https://coffeemind.base.shop/blog/2023/12/22/022342 彼が敬愛するあらゆる世代や国の音楽がソースとなっているソングライティングと、手塚治虫などの漫画や日本文学が反映されたやや抽象的で感情豊かな詩の世界は、幅広い世代の音楽好きを刺激する。 ドリーミーな雰囲気の「僕の万年床」に始まり、フォーキーでノスタルジックな「西の恋人」「モトドオリ」「罪とペンシル」「さよならプリンス」「がぁでぃあん」「旅立ち前の歌」、ニューウェーブで刺戟的なサウンドの「化け化け」「AKATSUKI COMPLEX GIRL」、ジャグバンドやブルーグラスを思わせる賑やかなアコースティック・ロック「夜を煮る」「天の川が溢れた夜に」、そして映画のエンドロールを思わせるモノクロームな音像の「きくとり」 ときにユーモアに満ち、ときに叙情的で、ときに底抜けの楽しさを感じさせる、あらゆる表情を持つバラエティ豊かな楽曲の一つ一つに、様々なポップ・カルチャーを愛する彼の高度な咀嚼力を感じさせる。 地元の愛知を中心とした、主に東海地区で活動する親交の深いミュージシャンをゲストに迎えたサウンド・メイキングにも、手作りながらもこだわりに満ちた質の高さを感じさせ、かつて無名だったころのはっぴいえんどやはちみつぱいのメンバーが関わった70年代のURCやベルウッドの名盤を思い起こす。 朗らかなキャラクターで、地元の多くのミュージシャンや音楽好きに慕われているアジマカズキ。 その愛知のローカルヒーローが作り上げた渾身の1枚は、懐かしい旧友と久しぶりに会うような切ない感情を呼び起こす、ノスタルジックな空気が詰まった極上のポップ・アルバムだ。 1. 僕の万年床 2. 西の恋人 3. モトドオリ 4. 化け化け 5. AKATSUKI COMPLEX GIRL 6. 罪とペンシル 7. さよならプリンス 8. がぁでぃあん 9. 夜を煮る 10.旅立ち前の歌 11.天の川が溢れた夜に 12.きくとり 13.ワクワクチクサク (BONUS TRACK)
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すぱっつ「すぱっつ」
¥1,000
名古屋を拠点に弾き語りやDJで音楽活動を展開するアジマカズキ率いる「おかしく切なく熱いが脱力系バンド」すぱっつ。 元々はスピッツのコピーバンドから始まった彼ら。 それを思わせるトボけたポップ感と飄々とした歌詞が、どこかヘンテコな雰囲気ながらも心地よい余韻を残す。 ジャングリーなアコギとハーモニカの疾走感が気持ちいい「朝」に始まり、マンドリンの響きが哀愁を誘う「がぁでぃあん」、サビのコーラスが"たま"を思わせるストレンジポップ「あの子がやってくる」、ビート感が冴えるアコースティック・ロック「テンヤワンヤ」などなど、楽曲の一つ一つのスタイルは違えど、そのどれもが非常にポップでありつつもほんのり毒気を孕んでいるあたりは、初期のRCサクセションやホフディランを彷彿させる。 ノスタルジックでほんわかとした空気が詰まった、極上のフォークポップ・アルバム。 1. 朝 2. 眠れない夜の唄 3. がぁでぃあん 4. あの子がやってくる 5. テンヤワンヤ 6. きくとり 7. がんばり屋のケンちゃん
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冬支度「Old Heights Music」
¥1,000
関西を拠点に活動するアコースティック・ユニット・冬支度が2013年にリリースしたミニアルバム。 洋邦のルーツ音楽からの影響をふんだんに受けた日本語詞による、洗練されたフォークミュージックを奏でるその音楽スタイルは、一言で言えば「大人のフォーク・ロック」。 アコースティック・ギターの音色を軸に、フルートやアコーディオンで味付けされた演奏は豊潤な響きに満ちていて、落ち着き払ったミディアム・ナンバーに飄々としたフォークポップ、スピーディーなインスト・ナンバーまで、多彩なスタイルにも柔軟に対応する。 サウンド的にはラヴィン・スプーンフルやダン・ヒックスなど、60年代アメリカン・フォークロックに日本的な情緒を加えた趣き。 音もさることながら、声高に感情を吐露することのない淡々とした日本文学のような歌詞も瑞々しい。 アコースティック・ギターやマンドリンなどの弦楽器の優しい響きと、フルートやアコーディオンの儚い音色に乗せて描き出される、何気ない日常の風景を切り取った端正な歌の数々。 ユニット名とは裏腹に、天気の良い桜並木の川辺りを散歩しているかのような、心地よい雰囲気。 ジェームズ・テイラー、ジョニ・ミッチェル、金延幸子の空気感が好きな人にオススメの1枚。 1. 車窓より 2. つかの間の旅 3. なんにもない日 4. 桜の見ごろは終わったみたい 5. 天気屋
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冬支度「こんな風に」
¥2,200
関西を拠点に活動するアコースティック・ユニット・冬支度が2020年にリリースした1stフル・アルバム。 洋邦のルーツ音楽からの影響をふんだんに受けた日本語詞による、洗練されたフォークミュージックを奏でるその音楽スタイルは、一言で言えば「大人のフォーク・ロック」。 アコースティック・ギターの音色を軸に、フルートやアコーディオンで味付けされた演奏は豊潤な響きに満ちていて、落ち着き払ったミディアム・ナンバーに飄々としたフォークポップ、スピーディーなインスト・ナンバーまで、多彩なスタイルにも柔軟に対応する。 サウンド的にはラヴィン・スプーンフルやダン・ヒックスなど、60年代アメリカン・フォークロックに日本的な情緒を加えた趣き。 音もさることながら、声高に感情を吐露することのない淡々とした日本文学のような歌詞も瑞々しい。 天気の良い桜並木の川辺りを散歩しているかのような、春爛漫といった感じの前作と比べると、ほんのりと哀愁が漂う秋の始まりのような切ない雰囲気。 アコースティックユニットという形態では珍しいスピード感溢れるインスト・ナンバー『眠り羊が丘こえて』や、友人の葬儀の風景を淡々と描き終盤で微かな希望を見せる展開が静かに胸を打つ『顔立ち』など、さらりとした音像の中にも深みを感じさせる、聴き応えのある1枚。 1. こんな風に 2. 走馬灯 3. 浮かない顔して 4. 虫の音 5. 眠り羊が丘越えて 6. 景色を前に 7. 夢のまた先 8. 初雪 9. 顔立ち 10. 浜辺 11. 草スケート
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安田支度「記憶を手繰れば」
¥500
大阪のアコースティックユニット・冬支度のリーダー、安田支度が2022年にリリースした3曲入りCD。 自身の演奏によるアコースティック・ギターやマンドリンやハーモニカをバックに歌う宝珠の3曲は、冬支度の楽曲と同様にほんわかとしつつも凛とした空気感を感じさせる。 大阪のアコースティックトリオ、ザ・ハムスターズのリーダー・でーすいらも~んのペンによるユニークな情景描写が冴える「Sさん」、春のひだまりのような多幸感あふれる濃密なアコースティック・サウンドで聴かせる「裏庭」、タイトル通りにノスタルジックな感情を思い起こす「少し懐かしくなった」 近年は海外でも評価の高いはっぴいえんど「風街ろまん」や金延幸子「み空」にも通じる、ふわりとしながらもどこか張り詰めたような、ほどよい緊張感を孕んだサウンドと歌声が耳に心地よい、繰り返し聴きたくなる1枚。 1. Sさん 2. 裏庭 3. 少し懐かしくなった
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そらしの「柳はみどり、花はくれない」
¥1,800
愛知を拠点に、セッション・ピアニストとしても活躍する女性シンガーソングライター、そらしのが2019年にリリースした1stフルアルバム。 子供たちに丁寧に教え諭す小学校の先生のような優しさの中に、時折艷やかな色気を感じさせる宝珠のような歌たち。 全ての収録曲が NHK の朝ドラの主題歌になれそうな、凛とした風情を漂わせている。 愛知で活躍する手練が揃ったバックバンドの手堅い演奏も素晴らしく、キャロル・キングのアルバムようなシンプルながらも深みのある1枚。 1. 雨ふらし 2. みそらゆく 3. 環状0番線 4. ライラック 5. きかせて 6. firefly's waltz 7. wonderland 8. 柳はみどり、花はくれない
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madoromi「まどろみ日和」
¥2,500
愛知を拠点にセッション・ピアニストとしても活躍する女性ミュージシャン、そらしのがメイン・ソングライターを務める5人組バンド madoromi が2023年にリリースした1stアルバム。 凛とした風情を漂わせながらも時折艷やかな色気を感じさせるそらしのの楽曲が、様々なバックグラウンドを持つメンバーの手によって色鮮やかな音像で描かれてゆく。 バンド・サウンドの主軸に鍵盤を据え、ロック/ポップス・バンドには珍しいオーボエ奏者を擁するという、ジャンル的にはチェンバーポップやプログレを連想させるクラシカルな編成ながらも難解さは皆無で、ソフトロック・シティポップ・70年代シンガーソングライター風など、それぞれの楽曲は1つのスタイルにとどまらない様々な魅力を持ち、聴き飽きさせない。 これまでの精力的なライブ活動によって練り上げられた変幻自在なグルーヴによって聴かせる全8曲は、バンド結成から1年半でリリースされたとは思えない完成度の高さ。 旅先で流れる景色と共に楽しむも良し、日々の生活のBGMにするも良しの、心地よい1枚。 *封入特典としてダウンロード用QRコードと特典映像用QRコード付き *当店での購入特典として、バンドメンバーによるセルフライナーノーツが掲載された「まどろみ通信」を同封。 1.utatane 2.madoromi 3.yotaka 4.花と日々 5.がぁでぃあん 6.時を編む 7.かげろう 8.layered 9.call me
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海洋天堂「クジラ」
¥500
愛知を拠点に活動する女性2人組アコースティックユニット・海洋天堂が、2019年にリリースした1stミニアルバム。 アイリッシュ・ミュージックと日本のフォークをベースにした暖かなサウンドと、少年のようなあっけらかんとした歌声、そしてちょっとストレンジなメロディラインが心地よくて癖になる1枚。 「羊毛とおはな」と「たま」を融合させたような雰囲気と言えばいいのか? そんなトボけた感じの彼女たち、それとは裏腹に卓越した演奏力を持っていて、スピーディーなアイリッシュ・インストナンバー「John Ryan's Polka」では、その片鱗も見られる。 ハンバート・ハンバートが好きな人にもおすすめの1枚。 1. 家路 2. 僕の王国 3. ◯◯◯ 4. John Ryan's Polka 5. クジラ 6. 蝉
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海洋天堂「海洋天堂とスーテテ」
¥1,500
愛知を拠点に活動する女性2人組アコースティックユニット・海洋天堂が、ゲストにタブラ奏者・スーテテを迎えて制作し、2021年にリリースした2stミニアルバム。 アイリッシュ・ミュージックと日本のフォークをベースにした暖かなサウンドと、少年のようなあっけらかんとした歌声、そしてちょっとストレンジなメロディラインは前作同様。そこにタブラのリズムが合わさって、摩訶不思議な雰囲気を醸し出す。 童謡のようなノスタルジックさの中にも、ピリッとした毒気を孕んでいる感触が小気味よく、聴けば聴くほど味が出る。 彼女らのルーツであるアイリッシュ・ミュージックのメドレー2曲「The kesh,The Maids of Selma」「The golden Eagle,Galway Bay」も秀逸な出来。 ハンバート・ハンバートやたま、羊毛とおはなが好きな人におすすめの1枚。 1. 風来坊 2. お坊さんのうた 3. The kesh,The Maids of Selma 4. 点滴 5. となりの人 6. The golden Eagle,Galway Bay 7. ねこの歌 8. 銭湯の歌
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コーラスウォーター「おいしい水」
¥1,000
名古屋発 ブルーグラスポップ・グループ、コーラスウォーターが2019年にリリースした1stミニアルバム。 名古屋大学ブルーグラス・サークルのメンバーで結成された4人組で、耳の肥えた音楽好きも唸らせる抜群の演奏力と、フリッパーズ・ギターを思わせる瑞々しいポップスがここでは見事に融合。 5曲全てが米国の伝統音楽というフォーマットを忠実に守りながらも、古臭ささを微塵も感じさせない仕上がりになっている。 数曲でメイン・ヴォーカルをとる紅一点・はお雨希の、つじあやのを思わせるキュートで上品な歌声も素晴らしい。 まさに2曲目のタイトルどおり「魔法をかけさせて」くれる傑作。 ブルーグラスが好きな人にはもちろん、フェアグラウンド・アトラクションやエブリシング・バット・ザ・ガールなどが好きな人にもオススメの1枚。 1. 夕景 2. 魔法をかけさせて 3. そろそろ猫になりたいな 4. 星遊び 5. ものぐさデイズ
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コーラスウォーター「めがねと水玉」
¥1,500
SOLD OUT
名古屋発 ブルーグラスポップ・グループ、コーラスウォーターが2021年にリリースした1stフルアルバム。 名古屋大学ブルーグラス・サークルのメンバーで結成された4人組で、耳の肥えた音楽好きも唸らせる抜群の演奏力と瑞々しくポップなソングライティングの融合が素晴らしい。 米国の伝統音楽というフォーマットを守りながらも、古臭ささを微塵も感じさせない仕上がりは前作同様。 しかし、表題曲「めがねと水玉」や「湯船」「暮らしに歌を」といったナンバーでは、彼ら特有の無邪気さは鳴りを潜め、ほんのりと心地よい哀愁が漂う。 表現力の幅が広がり、さらに深みを増した会心作。 前作と同じくブルーグラスが好きな人にはもちろん、フェアグラウンド・アトラクションやエブリシング・バット・ザ・ガールなどが好きな人にもオススメの1枚。 1. 夏の王国 2. せーの!!! 3. めがねと水玉 4. ひなたのブルース 5. 湯船 6. umbrella 7. カルミアガール 8. 暮らしに歌を 9. 途上にて
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コーラスウォーター「風のうつわ」
¥1,500
名古屋発 ブルーグラスポップ・グループ、コーラスウォーターが2023年にリリースした8曲入りアルバム。 名古屋大学ブルーグラス・サークルのメンバーで結成された4人組で、耳の肥えた音楽好きも唸らせる抜群の演奏力と瑞々しくポップなソングライティングの融合が素晴らしい。 彼らのルーツであるブルーグラスのフォーマットにとらわれず様々なスタイルの表現を取り入れ、どちらかというとダン・ヒックスやラヴィン・スプーンフルのようなアコースティック・スウィングな仕上がりを感じさせる本作。 意味のないものを大切にしたいと歌う「ルミネーション」「ナンセンス」や、会えなくなってしまった人への思いを歌った「こちらは四月になりました」「風船模様」「風光る」で感じさせる寂寥感。 彼ら自身の、学生時代から社会人となった生活環境の変化が、歌詞を含めた曲作りに深みを与えている。 ブルーグラスが好きな人にはもちろん、60〜70年代の米国アコースティック音楽やグッド・タイム・ミュージック、フェアグラウンド・アトラクションや小沢健二などが好きな人にもオススメの1枚。 1.ルミネーション 2.ナンセンス 3.こちらは四月になりました 4.道なり 5.風船模様 6.クリスマスソング 7.風光る 8.メッセージ
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リバーヴス「街のつぶて」
¥1,650
90年代から名古屋の音楽シーンで活動を続けるベテラン、リバーヴスが2017年にリリースしたアルバム。 伸びやかでいて少し枯れた味わいのあるヴォーカルと、グルーヴィーで温かみのあるAORサウンドが「酸いも甘いも噛み分けた大人のシティポップ」という雰囲気を醸し出す。 シチュエーションとしては、枯れ葉の舞い散る都会の公園を散歩しているような時に聴きたい。 ランディ・ヴァンウォーマーやルパート・ホルムズ, 日本のバンドならカーネーションやママレイドラグが好きな人にオススメの、味わい深い1枚。 1. Second Summer of Summer 2. 都会 3. ロードサイダーズ 4. louise louise 5. ドライバーグルーヴ 6. single tail girl 7. そっともっとぐっと
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HoSoVoSo「春を待つ2人」
¥2,000
精力的なライブ活動で知られる三重県桑名市出身のシンガーソングライター、HoSoVoSo が2019年にリリースしたフルアルバム。 軽やかなポップ・チューン「ストーク」や、郷愁にあふれる「峠」など、これ以前にリリースされた2枚のミニアルバムに収録された4曲の新録を含む、フォーキーでオーガニックな全10曲。 素朴な持ち味にほんのりと毒気を孕んだ作風は、さながら高田渡のよう。 東海地区を拠点に活躍する手練ミュージシャンによるバッキングも、彼の歌を見事に引き立てていて、実に聴き応えがあって魅力的。 高田渡「ごあいさつ」細野晴臣「HOSONO HOUSE」星野源「ばかのうた」などが好きな人にはマストな1枚。 田舎へのドライブのお供に。 1. 春を待つ2人(ひとりで) 2. ストーク 3. 山を越える 4. 春を過ぎたら 5. city pop 6. 白い粉 7. ランディブラウン 8. 峠 9. 春を待つ2人 10. むかしぼくはまともだった
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HoSoVoSo「DUO」(CD-R)
¥2,750
精力的なライブ活動で知られる三重県桑名市出身のシンガーソングライター、HoSoVoSo の2020年リリース作品。 本品は、初回発売の紙ジャケット仕様の本作がソールドアウトとなったため、再リリースされたポストカード&CD-R仕様のもの。 タイトル通り、東京で活動する実力派バンド「いーはとーゔ」の鍵盤奏者 "やなしー"こと簗島瞬を迎え、2人だけの演奏で聴かせる全10曲。 マイク1本でのシンプルなレコーディングで、その場の空気を丸ごとパッケージしたような心地よい質感は、かの英国フォークロック・バンド、ヘロンの1stを連想させる。 彼の代表曲「峠」「ストーク」の再演も素晴らしい。 山のひんやりした空気や川のせせらぎのような、素朴で美しい1枚。 1. 昨夜のこと 2. 歌がありますように 3. 夜の幻 4. 愛に怯えながら進むのさ 5. 夢の途中 6. あいだ 7. 峠 8. ストーク 9. 日々 10. 夜空
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HoSoVoSo × コーラスウォーター「DUO2」(CD盤)
¥2,500
精力的なライブ活動で知られる三重県桑名市出身のシンガーソングライター、HoSoVoSo が、名古屋のブルーグラスポップ・バンド、コーラスウォーターとコラボレーションした、2021年リリースの作品。 唯一無二のスタイルで「うた」と向き合うシンガーソングライターが今回その相方に選んだのは、大学のサークル活動で鍛え上げた卓越した演奏力を誇り、自身のポップなオリジナル楽曲でアコースティック・ミュージック好きを魅了し、ファンを増やし続けているブルーグラス・グループ、コーラスウォーター。 その組み合わせは、正しく鬼に金棒。 「ストーク」「白い粉」「峠」などのおなじみのナンバーも、ここでまた新たな名演が生まれている。 1. いつもの車窓から 2. ストーク 3. 白い粉 4. 金木犀 5. 夕景 6. ほくろ 7. お月さん 8. 峠 9. 日々は通り過ぎていく
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HoSoVoSo「山からの便り」
¥2,200
精力的なライブ活動で知られる三重県桑名市出身のシンガーソングライター、HoSoVoSo が2020年にリリースした、その名の通りダウンロード・コード付きのポストカード(同内容のCD-R付属)。 彼独特の囁くような歌声とガットギターの爪弾きのみで書き綴る、13通の静謐な音の便り。 全国流通盤の『春を待つ2人』から1年半。 音数は随分減ってシンプル極まりない構成ながらも、彼自身の表現力は格段に研ぎ澄まされていることが、これを聴けばよくわかる。 その姿はボサノバの巨匠、ジョアン・ジルベルトの様に。 個人的には、名曲『星に願いを』の美しさをどことなく連想させる「こんぺいとう」がベストトラック。 山奥のお寺の光堂のような、ひんやりと張り詰めながらも心地よい感触が残る、美しい1枚。 1. 春の湯 2. 愛を 3. 悲しみのテーマ 4. 燎原の春 5. 街の灯り 6. 雨上がりのやまぎは 7. ポミー 8. 日々は通り過ぎていく 9. 彷徨 10. こんぺいとう 11. 子守歌 12. やまべのうた (ある夏の日) 13. 春の湯 (雨の日ver)
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HoSoVoSo「山からの便り2」
¥2,200
精力的なライブ活動で知られる三重県桑名市出身のシンガーソングライター、HoSoVoSo が2021年にリリースした、その名の通りダウンロード・コード付きのポストカード(同内容のCD-R付属)。 彼独特の囁くような歌声とガットギターの爪弾きのみで書き綴る、11通の静謐な音の便り。 研ぎ澄まされた表現力は前作同様。 職人のごとく、彼にしか作れないシンプルな歌を次々と紡ぎ出していく様は、さながら山奥に居を構える陶芸作家のよう。 アルバムの中盤における、彼の作風には珍しくマイナー調のメロディーに静かな怒りを込める「気づかせたいのさ」と、一転してカラっと明るい雰囲気の「ある日のこと」の対比がユニーク。 もはや「誰々のような〜」という形容詞が必要ない独自性を獲得した彼の、ダイレクトな魅力を堪能できる1枚。 1. 春を待つ僕ら2(朝の市にて) 2. 歩き慣れた道 3. メレンゲ 4. ある夢の話 5. 気づかせたいのさ 6. ある日のこと 7. 蒼茫 8. 産声 9. みたいな 10. あてどない道を進む 11. MuGicafeのテーマ
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HoSoVoSo「山からの便り3」
¥2,200
精力的なライブ活動で知られる三重県桑名市出身のシンガーソングライター、HoSoVoSo が2022年にリリースした弾き語り作「山からの便り」シリーズの第3作目。 彼独特の囁くような歌声とガットギターの爪弾きのみで書き綴る、11通の静謐な音の便り。 前2作同様、ピンと張り詰めた心地よい緊張感で紡ぎ出される音が、ジャケット写真の霞のかかる山林を歩いているかのような、清廉な気持ちにさせてくれる。 ジャズのスタンダード・ナンバーのような美しいメロディーの「となりのこころ」、サビのメロディーがポップな「言い訳」、懐かしい人への切ない想いが溢れる「マウントフジワラ」、畳み掛けるような歌いまわしがエモーショナルな「時に変わるもの」、彼ならではの飄々な雰囲気の「とっぴんぱらり」など、日々のライブで培われた表現力豊かな歌の数々が、今作でもたっぷりと堪能できる。 日々の喧騒に少し疲れた時、コーヒーやお茶と共にじっくり味わいたい1枚。 1. となりのこころ 2. 手紙 3. こころのしずく 4. 言い訳 5. 辿着 6. マウントフジワラ 7. クレイジーセプテンバー 8. 時に代わるもの 9. とっぴんぱらり 10 .オリオン 11. 四月の嘘
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HoSoVoSo「山からの便り4」
¥2,200
精力的なライブ活動で知られる三重県桑名市出身のシンガーソングライター、HoSoVoSo が2023年にリリースした弾き語り作「山からの便り」シリーズの第4作目。 彼独特の囁くような歌声とガットギターの爪弾きのみで書き綴る、11通の静謐な音の便り。 2020年から1年毎にリリースされてきたこのシリーズ、今作も今までと同様に四季折々の自然の風情を感じさせ、清廉な気持ちにさせてくれる。 季節の移ろいをしっとり歌う「冬と夏のあいだ」、繊細で物悲しい雰囲気の「話す手」、寂寥の思いがにじむ「春は何処か」、旅立つ気持ちを歌う「醒めない夢」、東三河の地名をリズミカルに並べた「鳳来到来」など、日々のライブで紡ぎ出された歌の数々を、しっとりと歌い上げる。 日々の喧騒に少し疲れた時、コーヒーやお茶と共にじっくり味わいたい1枚。 1.冬と夏のあいだ 2.わからぬ 3.話す手 4.春の訪れ 5.いまわの 6.春は何処か 7.あるいは 8.醒めない夢 9.夏の落とし子 10.みかん 11.鳳来到来
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外村伸二「Stories」
¥2,500
三重県・伊勢市で喫茶店を経営しながら音楽活動を続けるシンガーソングライター・外村伸二が、2011年にリリースしたアルバム。 キャリアを重ねたミュージシャンでなければ決して滲み出ることのない深いブルース・フィーリングと、アコースティックギターやスライドギターやハーモニカによる米国テイストたっぷりな極上のサウンド。 それらが織りなす味わい深い音は、彼より少し歳上の真島昌利や花田裕之のソロ作品にも通じる。 恋愛をコーヒーになぞらえた粋な代表曲「こい・コーヒー」は、コーヒーを題材にしたノベルティソングとして高田渡の名曲「コーヒーブルース」にも匹敵する。 本品は2枚組となっていて、ボーナスディスクにはボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンの日本語カバーなどをたっぷりと収録されていて、こちらも最高。 トム・ウェイツのようなしゃがれ声と、ロニー・レインやジェリー・ジェフ・ウォーカーを思わせるカントリーテイスト溢れる音作りで、聴けば聴くほど味が出る。 熱く濃いコーヒーと共にどうぞ。 - 帯コメント - 外村君の歌には短編小説を読むような味わいがあります。 その主人公になりきるのではなく、今の自分の暮らしの中から歌おうとしていて、少し離れたところから見ているのがいいと思います。 何よりも人生のうちで一番短い少年という時期を、永遠という瞬間に置き換えて歌えたところがすてきだなと思いました。 友部正人 Disc 1 1. 夢見た旅 2. こい・コーヒー 3. 風 4. 静けさ 5. 夕ぐれ 6. 2本のレール 7. 川 8. パット・ギャレットのバラード 9. Oh!Baby 10. あの街の街灯り 11. 入道雲 12. コーヒー一杯飲むあいだ Disc 2 1. Coffee Blues 2. Dirty Old Town 3. San Diego Serenade 4. Racing in the Street 5. To Live Is To Fly 6. Don’t Think Twice It’s All Right~君のせいだよ 7. Water Is Wide 8. Out On The Western Plain ~ カウボーイだった頃 9. Candyman ~ ちり紙のブルース
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いちい大介「Sunny Days」
¥1,800
愛知県あま市在住の自然派シンガーソングライター、いちい大介が2013年にリリースした1stアルバム。 本場ニューヨークのゴスペルクワイアで鍛えられたソウルフルで優しい歌声と、アコースティックギターとパーカッションによるシンプルな演奏で聴かせる9曲は、どの曲も爽やかな陽光を感じさせ風通し良く、さながらジャック・ジョンソンのよう。 それに加えて旅情を感じさせる歌詞の数々は、シンガーソングライターの CARAVAN や東田トモヒロを彷彿させる。 天気の良い日に聴くと、思わず旅に出たくなってしまうような、開放感溢れる1枚。 1. 晴れるといいな 2. 特別な時間 3. Love song 4. 僕は歌が大好きです 5. What's a wonderful world 6. Mr. Bikerman 7. I'm thinking of you 8. 旅に出よう 9. 心色 (Cocolo color)
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いちい大介「Lonesome Moon」
¥2,000
愛知県あま市在住の自然派シンガーソングライター、いちい大介が2018年にリリースした2stアルバム。 思わず旅に出たくなるような初夏の開放感を感じさせた前作と打って変わって、中秋の名月のような気持ちいい夜の空気を漂わせる全9曲。 本場ニューヨークのゴスペルクワイアで鍛えられたソウルフルで優しい歌声はそのままに、アコースティックギターとハーモニカの静かな響きで、暖かい歌の数々をじっくり聴かせる。 「BLOWIN' IN THE WIND」や「DON'T THINK TWICE, IT'S ALL RIGHT」など、ボブ・ディランの名曲のタイトルを拝借したオリジナル曲も心憎い。 丁寧に淹れるハンドドリップコーヒーのように、ほろ苦く優しい歌心がたっぷりと抽出された1枚。 1. BLOWIN' IN THE WIND 2. LIKE A BLACK HOLE 3. DON'T THINK TWICE, IT'S ALL RIGHT 4. SUPER BACKPACK 5. MR. JOKE 6. さすらいのお月さん 7. 8色のレール 8. HIGHWAY 9. はるの オーケストラ
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camisole「何度目の春」
¥1,200
静岡県・浜松市を拠点に活動するシンガーソングライター・camisole (キャミソール) が2019年にリリースした1stアルバム。 灰色の日常にほんのりと色付けをしてくれるような歌を、アコースティックギターのアルペジオにのせてしっとりと歌う。 くるりの岸田繁を彷彿させる声質と淡々とした雰囲気、ギターのフレットが擦れる音、それらが軽いエコーのかかった状態で響く音像は、ひんやりとした朝の空気を連想させる。 凝った構成ながらもすっきりとした余韻を残す「フラワーショップ」や、思い切ったタイトルとは裏腹に切ないメロディーと描写が心地よい「サタデーナイトフィーバー'19」など、耳と心に優しく響く全7曲。 サイモン&ガーファンクルやニック・ドレイクやエブリシング・バット・ザ・ガールなど、清廉なフォークが好きな人におすすめの1枚。 1. 彼は待つ 2. フラワーショップ 3. 朝 4. サマーダンス 5. ストーブ 6. 三十路の春 7. サタデーナイトフィーバー’19
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だいすけ「40才」デモ音源CD, ポストカード2種セット
¥1,800
京都に在住のシンガーソングライター、だいすけが2020年にリリースしたアルバム「40才」に、5曲入りデモ音源とポストカード2種類がついたセット。 アコースティック・ギターとハーモニカのみのシンプルな弾き語りスタイルと、西岡恭蔵を彷彿させる朴訥とした歌声、そして加川良や岡林信康のようなストーリーテラーぶりが、まるでそのまま70年代の京都からやってきたフォークシンガーのようだ。 幼い頃にワクワクしながら読み耽ったプロレスラー図鑑や結婚生活の思い出、母親や恩師のことなど、ごくプライベートな内容を軽快でリズミカルに、時にはしんみりと歌う正統的なスタイルのフォークシンガーは、昨今なかなか見られない。 70年代フォーク、それもベルウッドやエレックといったレーベルの雰囲気が好きな人には、断然オススメしたい。 歌の中に、彼の人生の経験が如実に表れた、味わい深い作品集。 「40才」 1. ハーモニカブルース~母の歌 2. 阪急沿いのアパートで 3. 1本ほしいビザールギター 4. プロレススーパースター列伝の歌 5. 鈍行列車で 6. ガラタ橋 デモ音源 1. 小出先生 2. 高速バスが夜を走る 3. メフンかきの女 4. 律子 5. 牛ばかりバラナシ
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ギターうなぎ「こんばんは あきさん」
¥1,000
SOLD OUT
愛知を拠点に自身のバンド「電気うなぎ」や弾き語りなどで活動するギターうなぎが2018年にリリースしたホーム・レコーディング作品。 ラモーンズ、ギターウルフ、Theピーズに強い影響を受け、ヒョロっとした風貌にいつも革ジャンを羽織っているパンクな彼。 「電気うなぎ」でのパンキッシュなロックンロール・スタイルと違い、弾き語りは素朴で飄々と日常を歌うスタイルで、小学生のようなハイトーンボイスが印象的だ。 その名の通り、とらえどころのないヌルっとした歌の中にこっそりと毒が盛られている様は、正しくパンクを通過した高田渡、と言える。 バンドでも頻繁に演奏され、かつて愛知の某FM局でもオンエアされたことがある名曲「ブルーギル」は、エモーショナルなメロディーと歌詞が切ない名曲。 あの山口冨士夫のソロ作品「ひまつぶし」にも通じる、ぶっきらぼうな優しさが溢れる1枚。 1. 23歳の夏休み 2. お風呂のテーマ 3. 早口の駅長さん 4. たまごのゆめ 5. ブルーギル 6. もち&やきもち 7. ぬけがら 8. うれしかったよ 9. こんばんはあきさん 10. トトじいちゃんの通夜
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ギターうなぎ「たぬきさん」
¥1,200
愛知を拠点に自身のバンド「電気うなぎ」や弾き語りなどで活動するギターうなぎが2024年にリリースした、3作目のホーム・レコーディング作品。 ラモーンズ、ギターウルフ、Theピーズに強い影響を受け、ヒョロっとした風貌にいつも革ジャンを羽織っているパンクな彼。 「電気うなぎ」でのパンキッシュなロックンロール・スタイルと違い、弾き語りは素朴で飄々と日常を歌うスタイルで、小学生のようなハイトーンボイスが印象的だ。 その名の通り、とらえどころのないヌルっとした歌の中にこっそりと毒が盛られている様は、正しくパンクを通過した高田渡、と言える。 ギターとパーカッションのみだったシンプルな前作と比べて、コーラスやエレキギターの伴奏など少しだけ音数が増えた(それでもだいぶローファイだが)ポップなサウンドになり、そのチャーミングな感触はより伝わりやすくなった。 前作は、そのシンプルで無骨な仕上がりに僕はジョニー・サンダースの「Hurt Me」や山口冨士夫の「ひまつぶし」など、パンクロッカーによる弾き語り作品の雰囲気を思い起こしたものだが、今作には坂本慎太郎と同様の掴み所のないポップネスを感じさせる。 *珈琲マインド・店主のライナーノート付き 1. たぬきさん 2. 4/6 3. アイスクリームおいしい 4. 春がきますように 5. 月曜日の朝 6. 新しいTシャツ 7. また7月に 8. 2歳のよっちゃん 9. さよならじゃなくて、またね 10. 今夜のトマトジュース 11. のろまな人たち 12. 飲み会の帰り道
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いちやなぎ「album」
¥1,320
京都在住のシンガーソングライター、いちやなぎが2021年にリリースしたミニアルバム。 ノスタルジックで優しげなメロディーと、ソフト・ロック的なサウンド・メイキングが、非常に心地よい作品。 オールディーズなコーラスが大滝詠一ライクな「magic hour」、ほのぼのとしたサウンドのポップ・ナンバー「日々の栞」、軽快なカントリー・タッチの「憧れの地へ」など、60〜70年代のクラシック・ポップスにオマージュを捧げたかのような全5曲。 ハッピーでピースフルながらも、何処か心地よい浮遊感のある不思議な感覚は、ドノヴァンやケヴィン・エアーズの作品と似た雰囲気を感じさせる。 休日の午後のコーヒータイムに最高な1枚。 1. magic hour 2. 日々の栞 3. うららのら 4. ミルキーサンシャイン 5. 憧れの地へ
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いちやなぎ「IRAHAI」
¥3,300
京都在住のシンガーソングライター、いちやなぎが2024年にリリースした12曲入りフルアルバム。 ポップでちょっと不思議なジャケットどおり、ソフト・サイケデリックな音作りと詩情豊かな歌詞が織りなす、優雅な音楽の旅が楽しめる作品。 井上陽水を連想させるどこか浮世離れしたとろけるような歌声と、文筆家としても活動するその独特な切り口の詞世界が、目まぐるしく変わるサウンドに乗せて展開するさまは、まるでメリーゴーランドのよう。 アコースティック楽器を主軸とした華やかな音作りの中にジャズのリズムやエッセンスを感じさせるあたりは、60年代後期のドノヴァンの諸作品と似た雰囲気を感じさせる。 その中でも、先行配信された軽やかなフォークロック「窓をあければ」や漂泊の想いを綴った「望遠郷」など、後半のシンプルな楽曲が映える。 家でのコーヒータイムや、旅のお供に聴いてほしい1枚。 1.あなたのパナマ帽 2.森の怪獣 3.怪獣は森へ 4.風花 (かざはな) 5.ラッタウル 6.あなぐら 7.陽だまりのルル 8.窓をあければ 9.帰り道 10.望遠郷 (ぼうえんきょう) 11.一つ屋根の下で 12.美女と野獣
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松ノ葉楽団「タイム・ラグ」
¥1,650
ラグタイム、ホットジャズ、昭和歌謡、シャンソンなどをルーツに持つ、関西を拠点に活動する飲酒系ラグタイムバンド・松ノ葉楽団が、2014年にリリースした1stアルバム。 ライブハウスのみならず、飲み屋などでも演奏活動を行う彼ら。 そんな風景がまざまざと浮かんでくるような、小粋でゴキゲンながらも時にしみじみとさせる、まさに街角にある老舗の飲み屋のようなバンド。 下町の風情とさえない日常を描いた歌詞を、卓越した演奏で歌うスタイルは、あの憂歌団を彷彿させる。 バンドのテーマ・ソングといえるゴキゲンな「楽団の歌」、エイモス・ミルバーンのブルース・スタンダードを絶妙な訳詞で歌う飲んだくれ讃歌「One scotch, one bourbon, one beer」、真夜中のスモーキーな雰囲気に癒やされる「ともしび」、タイトル通り春のおとずれを思わせる切ないフォークロック「春一番を待ちながら」など、聴けば聴くほど味の出る1枚。 1. 楽団の歌 2. One scotch, one bourbon, one beer 3. つむじ風 4. ともしび 5. やめとこう 6. うちにはいれないぜ 7. 春一番を待ちながら 8. やっつけしごと
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松ノ葉楽団「JOURNEY」
¥1,650
ラグタイム、ホットジャズ、昭和歌謡、シャンソンなどをルーツに持つ、関西を拠点に活動する飲酒系ラグタイムバンド・松ノ葉楽団が、2016年にリリースした2ndアルバム。 ライブハウスのみならず、飲み屋などでも演奏活動を行う彼ら。 そんな風景がまざまざと浮かんでくるような、小粋でゴキゲンながらも時にしみじみとさせる、まさに街角にある老舗の飲み屋のようなバンド。 下町の風情とさえない日常を描いた歌詞を、卓越した演奏で歌うスタイルは、あの憂歌団を彷彿させる。 シャッフル・ビートが小気味よいグッド・タイム・ミュージック「Cheap Cheap Journey」、ロシアへの憧憬(?)をノホホンと歌う「ロシア」、旅路の心象風景をゆったりと歌う「夜行列車」など、タイトル通り "旅" をテーマにした楽曲がちらほら。 高田渡のカバーでも有名なスタンダード・ナンバー「私の青空」も素晴らしい。 1stに続き、これまた聴けば聴くほど味の出る1枚。 1. Cheap Cheap Journey 2. ロシア 3. シンデレラ 4. ラムネのあわ 5. 私の青空 6. 青いアイシャドー 7. Green Beans 8. 夜行列車 9. 傾いた絵
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松ノ葉楽団「Holiday」
¥2,200
ラグタイム、ホットジャズ、昭和歌謡、シャンソンなどをルーツに持つ、関西を拠点に活動する飲酒系ラグタイムバンド・松ノ葉楽団が、2019年にリリースした3rdアルバム。 ライブハウスのみならず、飲み屋などでも演奏活動を行う彼ら。 そんな風景がまざまざと浮かんでくるような、小粋でゴキゲンながらも時にしみじみとさせる、まさに街角にある老舗の飲み屋のようなバンド。 下町の風情とさえない日常を描いた歌詞を、卓越した演奏で歌うスタイルは、あの憂歌団を彷彿させる。 タイトル通り "休日" がテーマの今作。 1曲目が「Morning Call」で、ラストナンバーが「Midnight Special」という構成が洒落ている。 彼らならではの楽しき乾杯ナンバー「グラスを空けよう」、高田渡の『コーヒーブルース』にも通じるコーヒー&恋愛なアコースティック・スウィング「Hot Coffee Rag」、モノクロ恋愛映画を思わせる切ない名曲「あかりがつけば」、そしてC.C.Rなどのカバーでも有名なカントリーのスタンダード・ナンバー「Midnight Special」など、今回も聴き応え十分。 ルーツ・ミュージックを愛する人はもちろん、日常を楽しくする音楽を探している人に断然オススメ。 休日の午後にコーヒーやお酒と共に味わいたい1枚。 1. Morning Call 2. グラスを空けよう 3. Hot Coffee Rag 4. あかりがつけば 5. ダイヤのリング 6. 白いスタジアム 7. Girl In A Poster 8. Midnight Special
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松ノ葉楽団「Jive」
¥2,200
ラグタイム、ホットジャズ、昭和歌謡、シャンソンなどをルーツに持つ、関西を拠点に活動する飲酒系ラグタイムバンド・松ノ葉楽団が、2023年にリリースした4thアルバム。 ライブハウスのみならず、飲み屋などでも演奏活動を行う彼ら。 そんな風景がまざまざと浮かんでくるような、小粋でゴキゲンながらも時にしみじみとさせる、まさに街角にある老舗の飲み屋のようなバンド。 下町の風情とさえない日常を描いた歌詞を、卓越した演奏で歌うスタイルは、あの憂歌団を彷彿させる。 ロマンチックで切ないラブソング「シンデレラ」、紅一点・貫定恵美がヴォーカルをとる「青いアイシャドー」、彼らの十八番であるエイモス・ミルバーンの「One Scotch, One Bourbon, One Beer」は過去作の再録ヴァージョン、「Tutti Frutti」「The Night Of Nightingale」「Dunkin' Bagel」はリーダー・松葉ケガニのソロ作からの再録ヴァージョン、それらに初出の「New Shiny Shoes」「ウォーアイニー」など4曲を加えた全10曲は、ここ数年の彼らの集大成となっており、ちょっとしたベスト盤という側面を持つ。 精力的なライブや各メンバーの個々の活動で練り上げられた粋なサウンドは、聴けば聴くほどに旨味が沁みる逸品である。 ルーツ・ミュージックを愛する人はもちろん、日常を楽しくする音楽を探している人に断然オススメ。 コーヒーやお酒と共に、じっくりと味わいたい1枚。 1. Tutti Frutti 2. New Shiny Shoes 3. I Can't Give You Anything But Love 4. The Night Of Nightingale 5. Dunkin' Bagel 6. 青いアイシャドー 7. Love Song 8. ウォーアイニー 9. シンデレラ 10. One Scotch, One Bourbon, One Beer
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松葉ケガニ「Mono」
¥1,650
「松ノ葉楽団」の松葉ケガニが2020年にリリースした、CD-Rによるソロアルバム。 アコースティック・ギターを爪弾きながら下町の日常を飄々と歌うスタイルは、松ノ葉楽団の作品と同様ながらも、今作はカバーが多め。 フランク・シナトラで有名な「I've Got The World On A String」やデューク・エリントンの「It Don't Mean A Thing」、そして眉唾はリトル・リチャードのロックンロールをリラックスした雰囲気で歌う「Tutti Frutti」 「あかりがつけば」「夜行列車」など、松ノ葉楽団のミディアム・ナンバーのセルフカバーも良い。 月夜に切ない恋心を歌う「The Night Of Nightingale」や、路地裏にある中華料理屋の油と調味料の美味しそうな香りが漂うような「中華定食」など、初出のオリジナル曲も素晴らしい。 ジャケットなど簡素な作りながらも、非常に聴き応えのある1枚。 リラックス・タイムのお供にぜひ。 1. The Night Of Nightingale 2. Tutti Frutti 3. 中華定食 4. あの日のふたり 5. Dunkin' Bagel 6. あかりがつけば 7. 小径にて 8. I've Got The World On A String 9. It Don't Mean A Thing 10. 夜行列車 11. Bad Boy
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サンプンカンズ「サンプンカンズ」
¥2,200
「松ノ葉楽団」の松葉ケガニ、「ハチャトゥリアン楽団」の丸山朝光、マルチ弦楽器奏者の高木大丈夫によるアコースティック・トリオ、サンプンカンズが2019年にリリースしたアルバム。 アメリカン・ルーツ・ミュージックに根ざした豊潤な音楽を情緒たっぷりに聴かせる1枚で、楽しいながらも哀愁ただよう雰囲気は、ジャケット通りの夕焼けの町並みを連想させる。 「ミッドナイトスペシャル」「テネシーワルツ」「バーボン・ストリート・ブルース」などのスタンダード・ナンバーも素敵だが、「あの頃」「傾いた絵」などそれぞれのバンドの再演を含む、各自が持ち寄ったオリジナル曲も粒ぞろいで素晴らしい。 個人的には、小粋なコーヒー讃歌「コーヒーを一杯」が最高。 70年代に高田渡やシバ、友部正人など名だたるフォークシンガーが参加したジャグバンド『武蔵野タンポポ団』を彷彿させる、楽しさと哀愁が同居した名盤。 1.ミッドナイトスペシャル 2. 世界はぼくのもの 3. 心は泡の中 4. オークワード・チューン 5. あの頃 6. 傾いた絵 7. コーヒーを一杯 8. テネシーワルツ 9. バーボン・ストリート・ブルース
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ザ・ハムスターズ「HOROYOI MUSIC」(CD-R)
¥1,000
ギター&ヴォーカルの "でーすいらも~ん" を中心に結成された、関西を拠点に活動するアコースティックユニット、ザ・ハムスターズが2019年にリリースした6曲入りミニアルバム。 フォーク・ギターとウッドベースにスライド・ギターやマンドリンが絡むアコースティック・スタイルで、お酒のことや冴えない日常のことを題材にした歌を、時に軽快に時にしみじみと歌う。 リズミカルな「ハムスターズのテーマ」に始まり、しんみりして暖かい雰囲気の「五段変速」、スライド・ギターの響きが心地よいフォーク・ブルース「ミシシッピ仕事探し」など、オリジナル曲はいずれもコミカルさと渋さが上手く同居していて味わい深い。 6曲中で唯一のカバー曲が、真島昌利の飲んだくれ賛歌「HAPPY SONG」というのも彼らならではであり、誠実さがにじみ出るヴォーカルは時折あの甲本ヒロトの雰囲気をも感じさせる。 何よりも、ラストの「シャララリー」はハイロウズの『日曜日よりの使者』を彷彿させる、しみじみとしながらも熱くて感動的な1曲。 ブルーハーツのアコースティック作『DUG OUT』や、真島昌利ソロ作の1・2枚目が好きな人には、ぜひとも聴いてほしい1枚。 1. ハムスターズのテーマ 2. 五段変速 3. ミシシッピ仕事探し 4. HAPPY SONG (真島昌利カバー) 5. 夕暮れほろよい 6. シャララリー
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ザ・ハムスターズ「BAR! BAR! BAR!」(CD-R)
¥1,500
ギター&ヴォーカルの "でーすいらも~ん" を中心に結成された、関西を拠点に活動するアコースティックユニット、ザ・ハムスターズが2021年にリリースした7曲入りミニアルバム。 フォーク・ギターとウッドベースにスライド・ギターやマンドリンが絡むアコースティック・スタイルで、お酒のことや冴えない日常のことを題材にした歌を、時に軽快に時にしみじみと歌う。 前作『HOROYOI MUSIC』に比べると本作はだいぶコミカルさが際立っていて、飲んだくれ野郎を歌ったその名も「もってこい酒」や、食欲をそそる内容の「カツカレー」などのナンバーに顕著。 しかし古くはクレイジーキャッツやドリフターズ、近年では SAKE ROCK など、コミカルさが持ち味のバンドにはいずれも卓越した演奏力が備わっていて、このザ・ハムスターズも例外ではない。 実力に裏打ちされた安定感抜群な伴奏があるので、コミカルなナンバーであっても彼らの音楽の味わい深さは変わらない。 スローナンバーを歌う甲本ヒロトを時折連想させる、誠実で情緒豊かな歌声も前作同様に魅力的。 今回も1曲だけカバーがあり、それが The Byrds の「ミスタースペイスマン」のオリジナル訳詞という、通好みなところもまた良い。 日常生活を楽しくするBGMや晩酌のお供に、ぜひとも聴いてほしい1枚。 1. グッバイハムスター 2. もってこい酒 3. カツカレー 4. ミスタースペイスマン 5. なにがなんだか 6. そんなこんなで 7. 夢のサイドカー
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でーすいらも〜ん「全部酒のせい」
¥1,000
関西を拠点に活動するアコースティック・トリオ、ザ・ハムスターズのリーダーである、でーすいらも〜んが2022年にリリースした9曲入りの弾き語りソロ・アルバム。 アコースティックという形態ながらも、まるでロックバンドのようなスピード感とグルーヴを感じさせるザ・ハムスターズの魅力は、彼のラフで人懐っこい雰囲気の歌声があってこそ。 そんな彼の作る歌はユーモアと悲哀に満ちていて、波瀾万丈な人生をそのままトレースしたかのよう。 筋金入りの酒好きの彼を知る人にとっては、思わず吹き出してしまいそうなアルバム・タイトルにも、独特のユーモアセンスを感じさせる。 同じく関西を拠点に活動するアコースティックユニット・冬支度の安田支度との共作ナンバー「Sさん」や、ビリー・ジョエルやボブ・ディランの日本語カバーを含む、心がポカポカするような全10曲。 1. ホットコーヒートーキングブルース 2. ある日のうた 3. march song 4. 冬の日 5. Sさん 6. ニューモーニング 7. ぴあのまん 8. くよくよするなよ 9. いつものいつも
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おきあがりコボシ「どうであれ」
¥1,500
ザ・ハムスターズや激団モンゴイカなどのグループで活躍するマルチ・アコースティック・プレイヤーのやま。と奥方・さとによる夫婦アコースティック・デュオ、おきあがりコボシが2020年にリリースした1stアルバム。 スライドギターやウクレレやパンデイロなどのアンプラグド楽器の他、櫛にラップを張ったユニークな「櫛カズー」など、多彩な楽器を駆使したジャグバンド・スタイルのサウンドは、デュオながらとても賑やかで楽しい。 「そんなこんなで」「キャットマンブルース」「お世話になりました」などの楽曲に代表される、コミカルでリズミカルな作風が持ち味の彼らだが、西岡恭蔵の『プカプカ』を彷彿させる「もしものはなし」は胸に迫る切ないスローバラードで、その豊かな音楽嗜好に懐の深さを感じさせる。 憂歌団やバンバンバザールなど、あっけらかんとした日常的な音楽が好きな人にオススメの1枚。 1. うまくいかずとも 2. そんなこんなで 3. どうであれ 4. キャットマンブルース 5. はつ恋 6. もしものはなし 7. こりない人達 8. お世話になりました 9. 舞妓はん 10.ひとやすみ
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れいじーぴっかーず「あーゆーれいじぃ?」
¥1,000
京都を拠点に活動する、ギター、バンジョー、ドブロからなるカントリーボーイ3人組・れいじーぴっかーずが、2018年にリリースしたミニアルバム。 編成はブルーグラスながらも、ブルース、フォーク、カントリー、60's&70'sロックなど、雑多なアメリカン・ルーツ・ミュージックをバランス良く取り入れた、日本語詞のオリジナル・ナンバーを卓越したテクニックで演奏する彼ら。 モータウンビートなベースラインから始まる楽しい「Lazy Picker's Song」や、満天の夜空の情景が浮かび上がるような切ないミディアム・バラード「不思議な星」など、バラエティ豊かな全5曲。 日常生活やドライブのお供に,、ぜひどうぞ。 1. Lazy Picker's Song 2. ポストマンとハイヒール 3. 不思議な星 4. 猫の街 5. 季節の風
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カーテンズ「僕の街の雨」
¥1,500
尾崎康平と田中陽介によるレトロポップユニット・カーテンズが、2013年にリリースしたにミニアルバム。 凝ったコード進行で作られた軽妙かつ端正なソング・ライティングはキリンジを、アコースティック主体の清廉なサウンド・メイキングはGONTITIやDEPAPEPEを連想させる。 アコースティックギターの爪弾きに口笛やハンドクラップなどを効果的に使った、彼ら特有の軽妙で爽やかなサウンドが堪能できる全7曲。 タイトル通り全体的に雨の風情を感じさせる本作だが、その中でもカラっとしたカントリータッチで聴かせる「水を汲みにいく」は、晴れ渡る雨上がりの空を連想させる名曲。 新緑の季節の清涼感漂う、心地よい1枚。 1. 傘はいらない 2. 水を汲みにいく 3. キャラメルコーン 4. 夕立 5. 九条から大正まで 6. 映し鏡 7. 君への憧れ
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カーテンズ「エスプレッソのような恋 / 博士」
¥1,200
尾崎康平と田中陽介によるレトロポップユニット・カーテンズが、2014年にリリースした5曲入りシングル。 凝ったコード進行で作られた軽妙かつ端正なソング・ライティングはキリンジを、アコースティック主体の清廉なサウンド・メイキングはGONTITIやDEPAPEPEを連想させる。 ノスタルジックなメロディーラインとハンドクラップが印象的なフォーク・ポップ「エスプレッソのような恋」、口笛の響きが楽しい軽快な雰囲気の「博士」など、初夏の木漏れ日を思わせる心地よい全5曲。 休日の午後のティータイムのお供にぜひ。 1. エスプレッソのような恋 2. 博士 3. おはよう 4. ダッフルコート (live) 5. アクセスお待ちしています
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カーテンズ「走馬灯と祈り」
¥1,800
尾崎康平と田中陽介によるレトロポップユニット・カーテンズが、2018年にリリースしたフルアルバム。 凝ったコード進行で作られた軽妙かつ端正なソング・ライティングはキリンジを、アコースティック主体の清廉なサウンド・メイキングはGONTITIやDEPAPEPEを連想させる。 アコースティックギターの爪弾きに口笛やハンドクラップなどを効果的に使った、彼ら特有の軽妙で爽やかなサウンドはそのままに、ややシリアスでナイーヴな印象の今作。 のんびりとした日曜日の朝の風景を歌う「サンデーモーニング」などのナンバーもあるが、全体的な雰囲気としては、夜にコーヒーを飲みながら聴きたい1枚。 「raindrop of coffee」は彼らには珍しいインストゥルメンタル・ナンバーだが、まるでコーヒーの湯気が香るような雰囲気を醸し出していて素晴らしい。 1. 川を渡る 2. サンデーモーニング 3. 賞味期限 4. カラーコンタクト 5. 瞼の裏 6. 4月1日 7. raindrop of coffee 8. pray 9. 華奢な身体
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ロストフィルム「private films」
¥2,000
名古屋発シティポップスバンド・ロストフィルムが2012年にリリースした1stアルバム。 4人のバンド体制になる以前のデュオで活動していた頃の作品。 現在の彼らのような強力なファンク・グルーヴはまだ確立されていないものの、この頃のサウンドには70年代のアイズレー・ブラザーズのような心地よいフリーソウル感が満載で、また別種の魅力に溢れている。 70'sソウルなライブ定番曲「そして、風」「あなたに会いたくて生まれてきた」、 フルートの音色が心地よい練り上げられたバラード「いつも」、スクラッチを大胆にフィーチャーした気だるげなソウル・ナンバー「たからもの」、AOR全開の「明るい日だから明日でしょう」「恋におちたら」、スライドギターが心地よい「そのままでそのままで」等収録。 山下達郎に例えるならば、現在の彼らが80年代の『RIDE ON TIME』『FOR YOU』ならば、このアルバムはファーストの『CIRCUS TOWN』だと思う。 Great 3 のファーストにも通じる、遊び心とソウル・フィーリングに満ち溢れた1枚。 アイスコーヒーと共にどうぞ。 1. そして、風 2. tululila 3. あなたに会いたくて生まれてきた 4. いつも 5. たからもの 6. オトナなのに 7. 明るい日だから明日でしょう 8. 恋におちたら 9. そのままでそのままで
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ロストフィルム「片思いはスコール」
¥500
2017年リリースの、現在の彼らが4人体制になって初めての作品。 サマーブリーズなポップ・チューン「片思いはスコール」「今夜はFEEL SO GOOD」と、やや気だるげなミディアム・ソウルナンバー「KISS ME KISS ME」という、'80sディスコファンクRESPECTな3曲。 全曲とも鉄壁のファンキー・グルーヴに溢れていて、現在の彼らの魅力が凝縮された1枚。 夏のドライブのお供にどうぞ。 1. 片思いはスコール 2. 今夜はFEEL SO GOOD 3. KISS ME KISS ME
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ロストフィルム「Everyday Is A New Day」
¥1,100
知る人ぞ知るジャズの名ヴィブラフォン・プレイヤーにして伝説のレアグルーヴ・マスター、ビリー・ウッテンの楽曲がバンド名の由来というロストフィルム。 それに恥じない鉄壁のファンキー・グルーヴを聴かせる、2018年リリースのミニアルバム。 疾走感溢れるアッパーなポップ・チューン「Everyday Is A New Day」、お得意のラップとユニゾンギターが陽気なパーティー・チューン「Move」などスタジオ音源4曲と、彼らの魅力が凝縮されたライブ音源3曲で構成されていて、ちょっとしたベスト・アルバムとしても機能する1枚。 前作同様、夏のドライブのお供にどうぞ。 1. Everyday Is A New Day 2. Move 3. What About 4. お楽しみはこれから 5. うつくしいひと (LIVE) 6. ラブレター (LIVE) 7. 世界で一番ウォーアイニー (LIVE)
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窓際のロマネスコ「Spin a yarn」
¥1,800
愛知を拠点にジャズシンガーとして活動するMisaと、セッションドラマーとして複数のバンドやバッキングで活躍する春日井直人によるピアノポップデュオ、窓際のロマネスコが2019年にリリースしたミニアルバム。 EGO-WRAPPIN'の中納良恵や椎名林檎を連想させる、Misaの艷やかでジャジーなヴォーカル・スタイルとミステリアスな歌詞が、聴き手を不思議な世界へ誘う。 2曲目の80年代風シンセ・ロック「Show Me Your Naked Heart」と、5曲目の螺旋階段のようなリズムパターンがカラフルなポップ・ナンバー「トリップ」の2曲が異色ながら、他の3曲はピアノが主体のジャジーなナンバーで、むせかえるような妖しげな夜の空気感が、退廃的な魅力を放つ。 真夜中ごろ、とびきり苦いコーヒーか赤ワインと共にどうぞ。 1. Cannibal Carnival 2. Show Me Your Naked Heart 3. わるい人 4. さかな 5. トリップ
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nagoya tengu「青写真」
¥800
2017年に結成された名古屋を拠点に活動する5人組・nagoya tengu の1st EP。 切なくもポップなメロディーラインと、軽やかな演奏ながらもどこか焦燥感溢れる雰囲気が、耳と心にエモーショナルに響く4曲。 その中でも、トーキングブルースとキャッチーなサビのフレーズが印象的な「あいうえ大人作文」がユニーク。 誠実なヴォーカル・スタイルが、個人的には「THEラブ人間」を連想させる。 いつまでも終わってほしくない、とつい思ってしまうような、センチメンタルな1枚。 1. hello good bye 2. あいうえ大人作文 3. Ling dong 4. このままで
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nagoya tengu「雲の形」【カセットテープ作品 / ダウンロード・コード付き】
¥1,100
2017年に結成された名古屋を拠点に活動する5人組・nagoya tengu が2022年にリリースした4曲入りカセットテープ作品。 切なくもポップなメロディーラインと、軽やかな演奏ながらもどこか焦燥感溢れる雰囲気が、耳と心にエモーショナルに響く4曲。 クリアなギターの音色がメランコリックに響く「夕寝」、タイトルとは裏腹にしっとりとしたメロウ・チューン「Dancing Queen」、焼け付くようなギターがエモーショナルに響くスローナンバー「skyline」、そして夏を呼ぶ雨の香りをたっぷりと含んだギターロック「天気予報」の全4曲。 入道雲を描いたカバーのイメージどおりに、切なくも爽やかな作品集。 A side 1.夕寝 2.Dancing Queen B side 3.skyline 4.天気予報 *カセットテープの付属品は ・歌詞カード ・シール2枚 ・ダウンロードコード
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sitaq「persons」
¥1,000
名古屋を拠点に活動する sitaq が2019年にリリースしたミニアルバム。 何気ない日常の風景をファンタジックに切り取った抽象的でポップなリリックを、ミニマルな音とリズムで色付けしていく。 男女ヴォーカルはどちらも優しげな歌声で温かい雰囲気ながらも、どこか緊張感を孕んだ張り詰めた空気感が漂う。 それが心に不思議な余韻を残して飽きさせない1枚。 「唐揚げを並べる」「買ってきたウインナー」などのフレーズが微笑ましいミディアム・ナンバー『cap』、気だるいメロディーと「くるりを聴きながら」という歌詞が印象的なメロウ・チューン『着膨れのこどもたち』、アコースティック・ギターの爪弾きから始まりノイジーなギターとコーラスで締めくくるドラマチックな『persons』、ハンドクラップと掛け声が楽しいアルバム随一のポップナンバーでありながら挑発的な歌詞の『fuzz green』など、シンプルな作風ながらバラエティ豊かな6曲。 よく晴れた休日の午後、出かけるタイミングを見失って部屋でダラダラする時に聴くのが最適、かも。 1.着膨れのこどもたち 2.cap 3.カーディガン 4.やさしいパンクス 5.persons 6.fuzz green
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sitaq「ないと」【カセットテープ作品 / ダウンロード・コード付き】
¥1,100
名古屋を拠点に活動する sitaq が、メンバー脱退を経て3人組(2023年現在は2人組)となった2022年にリリースした7曲入りカセットテープ作品。 何気ない日常の風景をファンタジックに切り取った抽象的でポップなリリックを、ミニマルな音とリズムで色付けしていく。 優しげな歌声で温かい雰囲気ながらも、どこか緊張感を孕んだ張り詰めた空気感が漂う。 それが心に不思議な余韻を残して飽きさせない。 ゆるやかながらもグルーヴィーな演奏が心地よい「うとうと」、アコースティックR&Bなサウンドで聴かせるメロウ・チューン「視点」、『さわさわするこころ』というサビのフレーズが印象的なポップ・ロック「かえるがにひき」、夢見心地なギターの響きがまどろみを誘う表題曲「ないと」など、夜と眠りをテーマにした全7曲。 一日の終わり、温かく甘い飲み物とともに味わいたい、安らぎの作品集。 A side 1.night#1 2.うとうと 3.視点 B side 4.レディ 5.かえるがにひき 6.night#2 7.ないと *カセットテープの付属品は ・歌詞カード ・シール2枚 ・ダウンロードコード
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SounDrop 「逡巡」
¥330
愛知を拠点に活動するピアノポップトリオ、SounDrop が2018年にリリースした3曲入りCD。 リズミカルなピアノの旋律と、アンニュイな女性ヴォーカルによる3曲は、いずれも切ないメロディーが耳に心地よいポップ・ナンバー。 雨模様の街を写したジャケットも、音の雰囲気をよく表していて秀逸な出来だ。 aiko や THE BRILLIANT GREEN など、90年代後半〜2000年代のジャパニーズポップスを彷彿させる、ノスタルジックな1枚。 1. 逡巡 2. 星降る夜 3. レッツゴー
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国武風馬「FUMA 1st」
¥400
ピアノポップトリオ・SounDrop のバンドマスターや、ミレーの枕子バンドのベーシストなどを務める、東京在住のミュージシャン、国武風馬の4曲入り宅録ミニアルバム。 SounDrop・ミレーの枕子バンド共に、華やかな女性シンガーの歌をサウンドの屋台骨として支えるその姿さながらの、派手さはないもののミュージシャン・シップ溢れる骨太な作品集。 90年代のUKロックやアメリカン・インディーバンドを連想させるウエットなギターサウンドと、ラフな語り口のヴォーカルが程よくマッチする、無骨ながらも独特のポップセンスを感じさせる全4曲。 1. untitled 2. hello,rain 3. 粒 4. ハレーション
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kittens「Maybe I'm Amazed」
¥1,000
名古屋を拠点に活動するギターロック・バンド、kittens が2020年にリリースした1stミニアルバム。 飾り気のない甘いメロディーラインと耳に心地よいざっくりとしたギターサウンドは、『Grand Prix』『Songs From Northern Britain』をリリースしたころのティーンエイジ・ファンクラブを連想させる。 疾走感溢れるナンバーからポップなミディアム・チューンまで、シンプルで心地よい6曲。 スーパーカーの1stやトライセラトップスや初期スピッツなど、90年代邦楽ギターバンドが好きな人にもおすすめ。 晴れた日のドライブのお供に。 *アルバム全曲解説とメンバーのレコメンドCDレヴューが収録された冊子が付属しています。 1. 恋することのもどかしさ 2. もっと 3. プリムラ 4. 渚 5. デジャブ 6. 名前 (はまだない)
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片岡絹人「PRIVATE」
¥1,650
名古屋を拠点に活動する、ティーンエイジ・ファンクラブやダイナソーJr.を彷彿させるギターロックで聴かせる4人組バンド・kittens のギターボーカルの片岡絹人が、2022年にリリースした弾き語りソロアルバム。 清廉に響くアコースティック・ギターのコード・ストロークと共に紡ぎ出される飾り気のない素朴なメロディーラインと、日常的な光景に重ねた繊細な心象風景を綴る歌詞で構成された歌の数々は、そのまま自身のバンドの作風をアンプラグド化したかのよう。 シンプルながらも鮮烈な印象は、素っ気ないジャケット写真や「ネガフィルム」「サークルゲーム」「ハルハートリー」などのタイトルからもうかがえる。 さながらロン・セクスミスやジェフ・バックリィのような "90年代の隠れた名盤" といった雰囲気の今作は、それらと同様にどこか70年代の香りを残している。 洗いざらしのコットンシャツのような心地よい歌とギターを聴かせる、味わい深い1枚 1. また近いうちに 2. ネガフィルム 3. サークルゲーム 4. 回想 5. ハルハートリー 6. blue 7. コインランドリー 8. タイムマシン 9. 今年もあと少しで 10.Over
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HITOSHI ARAI ACOUSTIC BAND SET「Acoustic Rock」
¥2,000
ノーザンブライトやロンロンクルーなど自身のバンド活動やサポートのほか、インディー・レーベル『LIFESTYLE MUSIC RECORDS』の運営など幅広く活動する新井仁が、自身の名を冠したバンドとして2014年にリリースしたアルバム。 (本品は LIFESTYLE MUSIC RECORDS から2016年にリリースした再発盤) アルバム名の通り、全編に渡ってバンドサウンドの中に耳触りの良いアコースティック・ギターが鳴り響くサウンド・メイキングと、彼特有の端正でジェントルなソングライティングが、90年代UKロックの名盤を思わせる1枚。 アコースティック・ギターの爪弾きから始まってドラマチックに展開する「Higher Than The Sun」、疾走感溢れるギターロック「SKYLINE」、ウエットなメロディーがトラヴィスを思わせるミディアム・ロック「Last Train Home」、ジャジーなギターが印象的なリラックスした雰囲気の「Happy Ending」などのオリジナル曲も粒ぞろいだが、ラテンジャズを思わせるピアノとアーバンなサウンドでAORにアレンジした小沢健二のカバー「Boogie Back」も出色の出来。 ノーザンブライトの1st『Northern Songs』から時を経て円熟味を増した新井仁の音は、バンド活動を経てソロとして再出発した90年代のポール・ウェラーを彷彿させる。 新緑の季節、もしくは風が涼しくなった初秋のドライブのお供に。 ※LIFESTYLE MUSIC RECORDS のポストカードとミニステッカー(色はランダム)が付属します。 1. Higher Than The Sun(太陽よりも高く) 2. SKYLINE(スカイライン) 3. New Shuffle(ニュー・シャッフル) 4. Last Train Home(ラスト・トレイン・ホーム) 5. Groovie Little Number(グルーヴィー・リトル・ナンバー) 6. Last Waltz(ラストワルツを踊ろう) 7. Boogie Back(今夜はブギーバック / あの大きな心) 8. Hanging Around(ハンギング・アラウンド) 9. Seventy Seven(セヴンティー・セヴン) 10. Happy Ending(ハッピー・エンディング)
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The Acoustics「STANDARDS」
¥1,800
鹿児島出身のロックバンド、The Acoustics が2015年にリリースした1stアルバム。 (本品は2016年に LIFESTYLE MUSIC RECORDS からリリースされた再発盤) ソウル、パンク、ネオアコ、ギターポップ、60's&70'sロックなどなど、幅広い音楽を吸収し咀嚼してきたという彼ら。 ティーンエイジ・ファンクラブやBMXバンディッツなどのUKギターポップや、ストロークスやデス・キャブ・フォー・キューティーなどのUSインディーロックのいいとこ取りのような、シンプルで心地よいナンバーばかりで、アルバムの完成度は非常に高い。 その抜群のセンスの良さは、東京で活躍する数多のバンドを軽く凌ぐ。 日常生活のBGMにドライブのお供に、いつでも傍らに置いておきたくなる、正しく「スタンダード」な名盤。 ※LIFESTYLE MUSIC RECORDS のポストカードとミニステッカー(色はランダム)が付属します。 1. The Beginning 2. My Valentine 3. Don’t Look Back 4. The Light 5. A Song In The Sky 6. Fluffy Sofa 7. Primal Memories 8. A Warm December 9. Thinking Aloud 10.This Rain Calls Spring 11. From The Attic 12. The Band
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The Acoustics「The Acoustics」
¥2,000
鹿児島出身のロックバンド、The Acoustics が2019年にリリースした2ndアルバム。 ソウル、パンク、ネオアコ、ギターポップ、60's&70'sロックなどなど、幅広い音楽を吸収し咀嚼してきたという彼ら。 1stアルバム『STANDARDS』リリース以前の初期作品の新録で構成されたアルバムで、卓越した演奏力での原点回帰となる1枚。 ストロークス1stのビートナンバーを彷彿させる「We’ll Meet Again」、トラヴィスを連想させるミディアム・ロック「Wasteland」、陽光溢れるライトメロウな都会的ポップス「Drive My Hoopty」など、前作同様あちこちに洋楽ロック好きをニヤリとさせる仕掛けが施されている、抜群のポップセンスで聴かせる極上のロック・アルバム。 ストロークスやティーンエイジ・ファンクラブの名盤と共に、ドライブのBGMにぜひ。 ※LIFESTYLE MUSIC RECORDS のポストカードとミニステッカー(色はランダム)が付属します。 1. We'll Meet Again (album version) 2. The Nightbirds 3. Wasteland 4. Light the Wall 5. Lullaby 6. Drive My Hoopty 7. The Other Side of Love 8. Illumination (album version) 9. Good Bye
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rainyday 「モノクロームの日々」
¥1,800
北海道・旭川を拠点に活動するバンド・rainyday が、Northern Bright の新井仁が主宰するレーベル『LIFESTYLE MUSIC RECORDS』から2019年にリリースしたミニアルバム。 ティーンエイジ・ファンクラブやトラヴィスなど、英国北部の都市・グラスゴーの音楽シーンのバンドを彷彿させる、眩い音像のクリアなギターサウンドが特徴。 オアシスの名盤『Morning Glory』のような、バンド名どおりの湿り気を帯びた音作りとポップなメロディーが心地よい。 ハスキーで艶のある女性ヴォーカルがリードを取るナンバーも魅力的。 UKギターポップ好きはもちろん、男女ヴォーカルのギターバンドというスタイルから見れば、SUPERCARの1st『スリーアウトチェンジ』が好きな人にもおすすめしたい1枚。 ※LIFESTYLE MUSIC RECORDS のポストカードとミニステッカー(色はランダム)が付属します。 1. シチュウ・ルウ 2. Sexy Girl 3. Crush On You 4. Marc Song 5. フォトグラフ 6. Kitty Girl 7. モノクロームの日々
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Kent Funayama「BOY'S LIFE」
¥2,000
グラフィックデザイナー・イラストレーターとしても活動するシンガーソングライター・Kent Funayama が、2018年にリリースしたアルバム。 やや物憂げな歌い回しで、日常の感情の起伏を淡々と歌う全9曲。 アコースティックを主体とした、しっとりとしたAORなサウンド・メイキングは、トミー・リピューマがプロデュースしたマイケル・フランクスやエブリシング・バット・ザ・ガールの諸作品を連想させる。 雨降りや曇り空や夜明け前のような雰囲気をまとった、ひんやりとした空気感が心地よい1枚。 ※LIFESTYLE MUSIC RECORDS のポストカードとミニステッカー(色はランダム)が付属します。 1. You and I Laughed Then 2. TENDER 3. Baby Blue 4. ロンサム・トレイン 5. グッドバイ 6. 傘のバラード 7. ボーイズ・ライフ 8. (Reprise) 9. Focus
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フライダーズ「Fryders」
¥2,420
ロジャー・マッギンの如く12弦ギターをかき鳴らす佐藤ユウキ率いるルーツロック・バンド、フライダーズが2019年にリリースした1stアルバム。 もの悲しくも凛とした詞とメロディーラインを彩る、優しいアコースティック・ギターの音色や焼け付くようなエレキギターの響きは、さながらニール・ヤングの70年代の名盤のような趣き。 往年のアメリカン・ロックが好きな人のみならず、サニーデイ・サービスやグレイプバインなど、90年代邦楽ロックのリスナーにも、強烈にオススメしたい一枚。 ゲストにムーンライダーズの武川雅寛が参加。 *バンドのオリジナル缶バッジ付き。 1. 小梅 2.多摩堤通り 3.東から西へ 4.ぼくはきみへ 5.線路沿い 6.帰り路 7.9月の朝 8.最高の夜 9.おやすみアイリーン(Goodnight Irene)
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フライダーズ「LONG TIME AGO」
¥2,640
ロジャー・マッギンの如く12弦ギターをかき鳴らす佐藤ユウキ率いるルーツロック・バンド、フライダーズが2022年にリリースした2ndアルバム。 アメリカン・ルーツ・ロックを根幹とした豊潤で端正なサウンドと、四季折々の情景に心象風景を重ね合わせた詩世界で、丁寧に紡がれた歌の数々は、いずれも和の情緒に満ちていて正しくはっぴいえんどやサニーデイ・サービスにも通じる「日本のロック」そのもの。 ムーンライダーズの夏秋文尚のプロデュースの元、リリカルで優しいアコースティック・ギターの音色と焦燥感溢れる焼け付くようなエレキギターの響きが交錯する演奏スタイルは、ニール・ヤングを思わせる。 朴訥として素朴なヴォーカルも、心の奥底まで沁みるようで味わい深い。 ムーンライダーズの武川雅寛や、70年代より様々なセッションで活躍するペダルスチールギターの名手・駒沢裕城の客演も光る、前作よりグッと深化したいぶし銀の1枚。 1. 春になれば 2. Tell Me Why 3. Long Time Ago 4. やさしい雨 5. グレイス 6. 麦わら帽子 7. おやすみユーリ 8. 境界線上 9. 線香花火 10.ジメジメジトジト
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いーはとーゔ「Slow Living」
¥1,000
愛するルーツ音楽を昇華させた "ジャパリカンルーツポップス" を追求する5人組・いーはとーゔが2018年にリリースしたミニアルバム。 ザ・バンド、バーズ、C.C.Rなどのアメリカン・ルーツ・ロックへの憧憬が溢れる日本語オリジナルの全6曲はいずれも完成度が非常に高く、それらの影響を上手く消化してジャパニーズポップスとして成り立たせている手腕は実に見事。 ブギウギピアノが冴え渡る軽快でリズミカルなナンバーから、月夜の荒野が目に浮かぶようなスローなカントリー・バラードまで、音楽好きを唸らせるバラエティ豊かな6曲だが、眉唾はやはりミーターズやネヴィル・ブラザーズなどに代表されるセカンドライン・ファンクを大胆に取り入れた「Secound Life」だろう。 往年のアメリカン・ロックを愛する世代のみならず、あらゆる世代の音楽好きに聴いてほしい、近年屈指の名盤。 1. 香港紀行 2. 6月の旅人 3. レニー 4. Second Life 5. Good morning girl 6. 夜明けの口笛吹き
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bjons「SILLY POPS」
¥2,200
近年ではアイドルグループへの楽曲提供も行うソングライター・今泉雄貴を中心に結成され、東京を拠点に活動する bjons が2018年にリリースしたアルバム。 洗練と朴訥さの両面を持つ練り上げられたソングライティングと、豊潤なバンドサウンドが織り成す日本語ポップスは、シティポップ前夜である70年代中期に活躍したシュガー・ベイブやブレッド&バターといったバンドを連想させる。 カントリーやR&Bなどの米国音楽の要素を上手く取り入れ、グッド・タイム・ミュージックやライトメロウ・ポップスなどバラエティ豊かなサウンドを聴かせる手腕は、セクションやティン・パン・アレーなどの音楽集団をも思わせる。 昨今のシティポップ・ブームを揶揄したかのようなアルバム・タイトルに見られる独特のセンスも小気味よい。 晴れ渡る秋空のような、カラッとした清々しいポップスが堪能できる1枚。 日常生活やお出かけのBGMにぜひ。 1.けもの 2.lonestar 3.I Don't Care 4.ダーティーボーイ 5.ハンバーガー 6.ストレンジャー 7.いらっしゃいませこんばんは 8.そろりっそわ
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bjons「CIRCLES」
¥2,420
近年ではアイドルグループへの楽曲提供も行うソングライター・今泉雄貴を中心に結成され、東京を拠点に活動する bjons が2018年にリリースしたアルバム。 洗練と朴訥さの両面を持つ練り上げられたソングライティングと、豊潤なバンドサウンドが織り成す日本語ポップスは、シティポップ前夜である70年代中期に活躍したシュガー・ベイブやブレッド&バターといったバンドを連想させる。 前作にみられたアメリカン・ルーツ・ロックからの影響を感じさせる長閑さは若干後退し、都会的で洗練されたAOR風味のスタイリッシュなサウンドとなった今作。 奥田民生を彷彿させる気怠く色気のある今泉雄貴の歌声との相性も抜群で、さながらビル・ウィザースやアル・グリーンのような70年代シティソウルのような心地よさ。 このアルバムのリリース直後にバンドが解散してしまったことが悔やまれる、円熟味溢れる味わい深いアルバムだ。 秋から冬にかけての都会のBGMに最適な、アダルティで落ち着いた1枚。 1.皮肉屋 2.デジャヴ 3.抱きしめられたい 4.かっこわらい 5.ハードレイン 6.スロウリー 7.頼りない魂 8.鈍行アウェイ 9.フォロー・ユー
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正岡真一「CALIFORNIA BLUE SKY」
¥1,000
名古屋大学ブルーグラス・サークルの一員で、現在は東京で活動するエンターテインメント音楽集団・MURAバんく。のメンバーでもあったフィドル奏者・正岡真一が、自らの活動の記録を残すべく仲間たちと制作した、2020年にリリースしたブルーグラスのインストゥルメンタル作品。 サークル活動として演奏するメンバーだけあって、卓越した演奏力は音楽好きの大人たちも舌を巻く。 全曲オリジナルで、高速での演奏が見事な「Someday We Will Meet Again」「California Blue Sky」も最高だが、切ないメロディーのミディアム・ナンバー「Highlonesome Waltz」の郷愁感も素晴らしい。 アメリカン・ルーツ・ミュージックを愛する人にオススメしたい、聴き応えのある1枚。 1. Someday We Will Meet Again 2. Spring Polka 3. Highlonesome Waltz 4. California Blue Sky 5. 2 A.M
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甲斐ヒロシ (かいとかいだ。)「流れ星 - Shooting Star -」
¥2,000
愛知を拠点に活動するシンガーソングライターのカイヒロシと、アコーディオン奏者のかいだむつみによるアコースティック・デュオ「かいとかいだ。」 甲斐ヒロシのソロ名義となっているが、実質的には「かいとかいだ。」として、ドラマーを迎えてレコーディングされた2020年リリースのアルバム。 吉田拓郎や河島英五など昭和のフォークシンガーを思わせる、カイヒロシの無骨な歌い回しとソングライティングを、かいだむつみによるノスタルジックなアコーディオンの響きが絶妙に和らげる。 冷たい風が吹きすさぶ夜に響くような「孤高の月」「流れ星」などの無頼さもいいが、暖かい雰囲気の「箱庭」や、リリカルな味わいの「ひとりごと」「声」も心に染みる名曲。 70年代の吉田拓郎や泉谷しげるのような雰囲気が好きな人はもちろん、フラカンやエレカシが好きな人にもおすすめしたい1枚。 1. 孤高の月 2. 箱庭 3. かぱん 4. ひとりごと 5. ミューズの伝言 6. バカボンド 7. 流れ星 - Shooting Star - 8. 声
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ロッカクレンチ (demo)
¥500
名古屋を拠点に活動する女性二人組の弾き語りユニット・ロッカクレンチが2020年にリリースした4曲入りCD。 声質が違うヴォーカルの掛け合いが印象的で、共に抑揚もなく淡々と歌うクールな質感は空気公団を連想させる。 耳に心地よいポップなメロディーラインが冴え渡る粒ぞろいの4曲だが、眉唾はやはりサビのエーモショナルなメロディーとクールな歌いっぷりの対比がドラマチックで素晴らしい「悪いこと」 「demo」と銘打ちながらも、完成度が高い1枚。 1. ぬるい 2. 大人 3. 悪いこと 4. 電波塔
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ロッカクレンチ「頼りきり」
¥500
名古屋を拠点に活動する女性二人組の弾き語りユニット・ロッカクレンチが2020年にリリースした2曲入りCD。 声質が違うヴォーカルの掛け合いが印象的で、共に抑揚もなく淡々と歌うクールな質感は空気公団を連想させる。 前作のデモ音源と違い、今作ではしっとりとしたバンドサウンドを聴かせる。 夕日の街並みを連想させる郷愁感を感じさせる、やや枯れた味わいの「頼りきり」 彼女たち特有のクールさが際立つ、切ないメロディーが心地よい「考え事」 粒ぞろいな2曲が堪能できる1枚。 1. 頼りきり 2. 考え事
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ロッカクレンチ「簡単なことじゃない」
¥1,800
名古屋を拠点に活動する女性二人組の弾き語りユニット・ロッカクレンチが2022年にリリースした6曲入りCD。 純粋さ故の冷酷さや無邪気さ故の残酷さを感じさせるようなヒリヒリとした感触の詩世界を、声質が違うヴォーカルの掛け合いで抑揚もなく淡々と歌う6曲。 長野県松本市のライブスペース「Give Me Little More」でレコーディングされたバンド・サウンドは、そんな彼女たちの世界観をノスタルジックな質感で支えている。 既発のデモCDに収録されていた名曲「悪いこと」「電波塔」の再レコーディング・トラックも素晴らしい出来。 曇り空や雨模様の日や夕暮れ時に聴くとしっくりくる、モノクロームな1枚。 1. 簡単なことじゃない 2. いい日 3. 悪いこと 4. スイセン 5. ヘッドライト 6. 電波塔 (Open Reel ver.)
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V.A 2枚組「ナゴミハイツ」
¥1,620
トロエッパなどのバンドで活動する「フクラ本舗」こと福沢幸久が中心となって企画・制作され、2015年にリリースされた名古屋のミュージシャンによる2枚組コンピレーション・アルバム。 収録曲はすべて新録の宅録音源で、キュートなポップスやメランコリックな歌もの、グルーヴィーなインストゥルメンタルや「なんじゃこりゃ」と言いたくなるアヴァンギャルドなナンバーなど、ポップセンスと実験性の溢れる作りは、まるでビートルズのホワイト・アルバムのよう。 内容をよく表している漫画家・石川俊樹のポップなイラストにピンときたなら、買って間違いなしの1枚。 Disc 1 1. フードコーツ/おはよう新年 2. 菊地 紗矢/怪獣 3. ログメン/ステイルメイト 4. てんしんくん/けむくじゃらの犬 5. Sayoko-daisy/ラムネ 6. マツバナオキ/銀色の街 7. ツユネブリ/錬金術 8. kiiiu/juujuu 9. フクラ本舗/ナツコ宇宙寄生虫 10. 小池 喬/帰還 Disc 2 1. マイギーとふくざわ ( microguitar+フクラ本舗)/ノリノリ♪ 2. 高津 直視/初夏へ 3. nano-sec./路ハ 4. トキノミノル/ファジィネーブル 5. トーマス/vjgyd 6. 鳴る体/変体 7. コトナ/チョコレート・フレイバー 8. Sweet Sunshine /回想シーンのように 9. でぃでぃっ ( 北原克之[Sick Of Recorder]+小池和伸[ロック墓場]) /寿命の塔 10. ツユネブリ covered by フクラ本舗 /アーシュラ
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ヤノ・カズキ (ex.矢野一希)「PON PON PON」
¥1,500
関西を拠点に painful などのバンドやソロでの音楽活動をするシンガーソングライター、ヤノ・カズキが2015年にリリースした8曲入りCD。 時に繊細でメランコリックに、時に優雅でファンタジックに、時に辛辣でシリアスに綴る言葉と歌声は、佐野元春や高野寛や斉藤和義などに代表される日本の男性シンガソングライターの系譜にピタリとはまる。 アコースティックギターのアルペジオとピアノの音色が美しい『銀河鉄道の夜』を題材にした「ジョバンニ」に始まり、物憂げな曲調と後半のボサノバな演奏が印象的な表題曲「PON PON PON」、コーヒーの湯気が香るような弾き語り「コーヒーをもう一杯」、佐野元春を思わせるぶっきらぼうで攻撃的な「爆弾はささやく」など、バラエティに富んだ作風ながらも、尾崎康平(カーテンズ)・丘本浩一と共に作り上げたアコースティック・サウンドは凛としていて耳に心地よい。 ジェイソン・ムラーズや大橋トリオなど、端正な雰囲気の男性シンガソングライターが好きな人にオススメの1枚。 1. ジョバンニ 2. pon pon pon 3. コーヒーをもう一杯 4. 爆弾はささやく 5. 17才 6. あたたかいね 7. ただの愛 8. 夢の中で逢いましょう
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ヤノ・カズキ (ex.矢野一希)「光でいっぱい」
¥1,500
関西を拠点に painful などのバンドやソロでの音楽活動をするシンガーソングライター、ヤノ・カズキが2019年にリリースした10曲入りアルバム。 時に繊細でメランコリックに、時に優雅でファンタジックに、時に辛辣でシリアスに綴る言葉と歌声は、佐野元春や高野寛や斉藤和義などに代表される日本の男性シンガソングライターの系譜にピタリとはまる。 尾崎康平(カーテンズ)・丘本浩一と共に作り上げた前作『PON PON PON』とは違い、自身の歌とアコースティック・ギターの弾き語りのみで構成された本作。 全体的には物憂げで気だるい雰囲気ながらも、心にすっと入り込んでくるメロディーや詞の心地よさは前作同様。 静かなサウンドの中に時折ブラジル音楽の要素が見え隠れするあたりは、ベックの『Mutations』『Sea Change』の感触にも似ている。 雨の日や静かな夜のひとときに、コーヒーなど啜りながらゆったりと聴きたい1枚。 1. ゆみこ 2. 檸檬 3. はじまりのサンバ 4. 愛をみくびるなよ 5. カモメ 6. 悲しみよ、こんにちは 7. darling 8. think of you 9. 夜はトランペット 10.光でいっぱい
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painful「magical 3 e.p.」
¥1,100
関西を拠点にシンガーソングライターとして活動していた矢野一希を中心に結成されたポップロック・バンド、painful が2021年にリリースした3曲入りシングル。 80年代の英国ギターポップ・バンドを彷彿させる、軽快ながらも物憂げで湿り気を帯びたサウンドと、東京ロッカーズなど日本のニューウェーブ期のバンドのような、矢野一希の突き放したようなドライなヴォーカルが、クールな余韻を残す3曲。 イギー・ポップの名前も飛び出すスタイリッシュな歌詞と鋭角なギター・カッティングで攻める「yoko no heaven」、女性メンバー2人によるコーラスが特徴のレイジーなミディアム・ナンバー「魔法がとけない」、明け方の浜辺を連想するネオアコ・ソフトロック「渚のロンド」 キュアーやスミス、エブリシング・バット・ザ・ガールなどが好きな人にもオススメしたい1枚。 1. yoko no heaven 2. 魔法がとけない 3. 渚のロンド
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I Like Birds「あめいろ」
¥1,100
SOLD OUT
名古屋の鳥好きインディーポップバンド、I Like Birds が2020年にリリースした7曲入りミニアルバム。 メンバーは、いずれも名古屋を拠点に活動する Apple Light、mishca、me in grasshopper、softsurf、sitaq の5バンドから集結。 2000年初頭に活動していたグラスゴー出身のミュージシャンによるプロジェクト『The Reindeer Section』の名古屋版、といったところか。 メランコリックな歌詞とメロディー、優しげな歌声、アコースティック・ギターの響きとレトロなエレピの音が、柔らかく切ない雰囲気を醸し出す。 ソフトロックやフォークロックをベースにしたノスタルジックな音作りだけどマニアックな感じはなく、J-POP好きにもしっかりアプローチする音楽性は、90年代のミスチルや My Little Lover や YEN TOWN BAND などを手掛けた小林武史の作風を彷彿させる。 「まっしろ」や「ファンファーレ」などアップテンポな楽曲は、初期スピッツのようだ。 近年の歌ものバンド好きはもちろん、advantage Lucy やカスタネッツなど、90年代中期~後期に活躍したグッドメロディーなバンドが好きだった人にもオススメしたい1枚。 1. あめいろ 2. バスストップ 3. 夜の公園 4. ブルースカイブルー 5. まっしろ 6. 夕暮れ 7. ファンファーレ
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Menow「Menow」
¥500
SOLD OUT
CLIFF CRICKETとしてソロ活動を行う Yukiya Kato と、バンド「さらざら」で活動するまつおまいこによる男女デュオ、Menowが2021年にリリースした2曲入りCDR。 男女のユニゾン・ヴォーカルと清廉なアコースティック・ギターの響きが、満点の星空を駆け巡るさまを思わせる「缶蹴り」 Yukiya Kato の弾き語りによる、どこか浮世離れした幽玄なフォーク・ナンバー「10月の三日月」 スマッシング・パンプキンズのミディアム・ナンバーを連想させる、どこかファンタジックな色彩を帯びた、宝珠の2曲。 1. 缶蹴り 2. 10月の三日月
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Menow「Menow 2nd」
¥500
CLIFF CRICKETとしてソロ活動を行う Yukiya Kato と、バンド「さらざら」で活動するまつおまいこによる男女デュオ、Menowが2021年にリリースした2枚目の2曲入りCDR。 メリーゴーランドを連想するインストゥルメンタル・ワルツ「entrance」と、ドリーミーなフォーク・ポップ「プラナリア」 ドリーム・アカデミーやライラック・タイムなどの、アコースティックな80年代UKインディーポップを彷彿させる、前作同様にファンタジックな色彩を帯びた、宝珠の2曲。 1. entrance 2. プラナリア
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crap clap「Good looking man」
¥660
東京を拠点に活動する5人組ポップロック・バンド、crap clap が2020年にリリースした2ndシングル。 ジャミロクワイの『Virtual Insanity』を思い起こす鍵盤のイントロダクションが最高にクールな「milk tea」 淡い恋模様と雨模様の街を描き出す歌詞が秀逸なビートポップス「雨」、 ジャジーなギターソロが心地よいミディアム・ファンキー・チューン「The time」の3曲。 前作と比べるとグッとアダルト・オリエンテッドな雰囲気ながらも、キャッチーなメロディとドラマチックな曲展開は前作同様で、親しみやすさを感じる。 街のドライブやショッピング散策のお供に。 1. milk tea 2. 雨 3. The time
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crap clap「sugar」
¥1,100
東京を拠点に活動する5人組ポップロック・バンド、crap clap が2021年にリリースした4曲入りCD。 軽快なロックンロール調のリフやノイジーなハードロック風のソロまで全編に渡ってギターが大活躍するポップ・チューン「パルプフィクション」に始まり、海辺の情景を描いた詞とブルージーなギターの響きが過ぎ去る夏を思わせるミディアム・ロック「134」、 都会の夜更けを連想させるスモーキーなスロー・ナンバー「summergreen」、L⇔Rを思い出させるメロディアスなポップ・ロック「アメリカンレモネード」の全4曲。 ロックンロールなギターが鳴り響くギター・ポップな前々作『Sunday comes again』と、大胆に鍵盤をフィーチャーしたシティ・ポップな前作『Good looking man』、今作はその両方の魅力をバランス良くサウンドに落とし込んだ感がある力作に仕上がっている。 1. パルプフィクション 2. 134 3. summergreen 4. アメリカンレモネード
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crap clap「DEPARTMENT STORE」
¥1,650
東京を拠点に活動する5人組ポップロック・バンド、crap clap が2023年にリリースした、配信シングル「春の陽気に誘われて」を含む10曲入りのファースト・アルバム。 これまでに3枚のEPをリリースし、その都度にカラフルなポップ・サウンドを深化させていった彼らの集大成と言える今作。 モータウン・ビートをバックにテクニカルなギタープレイが炸裂するポップ・チューン「夢から醒めたら」に始まり、フリッパーズ・ギターを連想させるハジけた"渋谷系"な「ハンバーガー・ロマンス」、メランコリックなギターとオルガンの音色が切ないミディアム・ロック「春の陽気に誘われて」、 ジャジーなリズムが楽しいポップ・ナンバー「コバルトアワー」、雨垂れのような鍵盤の音色が導くメロウ・チューン「オレンジ」など、全体的には瑞々しいシティ・ポップな作風ながらも、その音作りにはあらゆるジャンルを咀嚼した幅広いバックグラウンドを感じさせる。 特に、あっけらかんとしたタイトルと下町風情なロックサウンドがハッピーズやフラカンを連想させる「あしたてんきになれ」は、1st E.P に収録された「アンラッキー・ストライク」以来の彼ら"らしくない"快作で、今後のさらなる成長を期待させる。 スウィートな歌声と楽しい曲調ながら、ほのかに毒を染み込ませた鋭いリリックにも、一筋縄ではいかない深みを感じさせる。 CDには歌詞カードが付属していないので、そのあたりは彼らのホームページに掲載された歌詞を参考にしてもらいたい。 春風のように軽やかな、それでいて深い1枚。 ドライブや街歩きのお供に。 1.夢から醒めたら 2.ハンバーガー・ロマンス 3.春の陽気に誘われて 4.マジックアワー 5.コバルトアワー 6.スローモーションフィルム 7.あしたてんきになれ 8.オレンジ 9.ハニーマスタード 10.イニシエーション・ブルー
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GOFISH「燐光」
¥2,420
日本屈指のハードコア・バンド、NICE VIEWのボーカル&ギターで知られるテライショウタのアコースティックを基盤にしたソロ・プロジェクト、GOFISHが2018年にリリースしたアルバム。 アコースティック・ギター、コントラバス、チェロが織りなす弦楽三重奏による、不思議な音世界。 端正で落ち着いた雰囲気ながらも、シュールさが際立つ歌詞と浮世離れした歌声が、心地よい緊張感を与えてくれて飽きさせない。 ボサノバ調でユーモラスな雰囲気の「北風と太陽」、メランコリックな「9月」、白昼夢のような「イルカになってしまった」、異様なテンションの「ピアノのまわり」、終盤になるにつれエモーショナルな熱を帯びる「肺」など、唯一無二な全10曲。 ルー・リードやデヴィッド・ボウイ、ピンク・フロイドなどの静かなナンバーが好きな人にオススメしたい1枚。 1. 北風と太陽 2. 九月 3. ここにはまるで 4. イルカになってしまった 5. うれしいこと 6. ピアノのまわり 7. うお座 8. ひろった羽根 9. 肺(フルバージョン) 10. 月のとりこ(ライブバージョン)
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GOFISH「光の速さで佇んで」
¥2,640
日本屈指のハードコア・バンド、NICE VIEWのボーカル&ギターで知られるテライショウタのアコースティックを基盤にしたソロ・プロジェクト、GOFISHが2021年にリリースしたアルバム。 アコースティック・ギター、コントラバス、チェロが織りなす弦楽三重奏だった前作から変わり、一部の楽曲にバンドサウンドを取り入れた本作。 基本的には端正で落ち着いた雰囲気ながらも、シュールさが際立つ歌詞と浮世離れした歌声が心地よい緊張感を与えてくれて飽きさせない。 ニール・ヤングを思わせるボトムの重いミディアム・ロック「メメント」、ペダルスティールの響きがレイドバックした雰囲気を醸し出す「ダンスを君が」、側転したりバク転したりする歌詞がユーモラスな「クレーター」、なんとなくデビッド・ボウイを連想させる「ロックスター」、夕暮れ時を連想するサウンドが暖かく心地よい「さよならを追いかけて」など、前作同様に唯一無二な全11曲。 個人的には、ポップで落ち着いた雰囲気の中にも、どこか張り詰めた緊張感のある作風は、はっぴいえんどの『風街ろまん』をも彷彿させる。 聴けば聴くほど深みの増す傑作。 1. メメント 2. ダンスを君が 3. インディアン・サマー 4. クレーター 5. ロックスター 6. さよならを追いかけて 7. きっといつか 8. ペルソナ 9. 外は雪だよ 10. ライブアルバム 11. そのとき
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風の又サニー「セカンドライン」
¥2,200
ギター&ヴォーカルの今成哲夫を中心に、チューバ、バイオリン、ピアニカ、パーカッションなどの楽器による京都の5人組・風の又サニーが2016年にリリースしたアルバム。 昭和レトロを更に遡って明治・大正モダン、とでも表現したくなるような舶来大衆音楽が全編に渡って繰り広げられるユニークな作品。 ニーノ・ロータやフランシス・レイなどが手掛けたフランス映画の劇伴を、わびさびを感じさせる和風な味付けで演奏したかような、ゆったりとしたタイム感が聴き手を夢見心地にさせてくれる。 純文学のような歌詞も、流麗なテンポによくマッチしていて耳に心地よい。 初夏の午後のお昼寝のお供にぴったりな、開放的で風通しが良い1枚。 1. 空に 2. エマニュエルの喉 3. フランス行き 4. ありどん 5. 割れ 6. 海沿い (seaside) 7. フランス行き (その二) 8. エマニュエルの喉 (その二) 9. so nice 10. カモメ 11. ブラジル
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matatapia「Utopia」
¥1,200
2020年春に結成された、静岡を拠点に活動する男女デュオ、matatapia のデビューEP。 アコースティックとエレクトロニカが絶妙に溶け合ったサウンドと、甘い男女ヴォーカルが織り成すエモーショナルな歌の世界で、聴くものをポップでファンタジックな雰囲気に引き込んでゆく1枚。 星が瞬く夜を連想させるドリーミーなナンバー「ブレス」、ヒリヒリとした歌詞の世界が展開するミディアム・ソウルながらも終盤で突如ポップ・ロック調になる「遠雷」、春風のような陽だまりギターポップ「やさしいゆめ」、静かなアコースティック弾き語りのラスト・ナンバー「生活」と、ミニアルバムながらもバラエティに富んだ内容で、初リリース音源ながらも完成度は非常に高い。 米津玄師やYOASOBIなど、近年のジャパニーズポップスが好きな人にも、強烈にオススメしたい作品。 1. Utopia 2. ブレス 3. 遠雷 4. やさしいゆめ 5. 生活
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matatapia「madoromi E.P」
¥700
2020年春に結成された、静岡を拠点に活動する男女デュオ、matatapia のセカンドEP。 アコースティックとエレクトロニカが絶妙に溶け合ったサウンドと、甘い男女ヴォーカルが織り成すエモーショナルな歌の世界で、聴くものをポップでファンタジックな雰囲気に引き込んでゆく感触は前作同様に、今回はタイトル通りに「夜」がテーマ。 単独で配信リリースされた「眠れない夜に」と「(( _ _ ))..zzZ」に、前作収録の2曲のアコースティック・ヴァージョンを加えてパッケージされた1枚。 満点の星空を見上げるような壮大なドリームポップ「眠れない夜に」、ゆったりとした雰囲気が心地よい真夜中のシティポップ「(( _ _ ))..zzZ」、前作に収録されたミディアム・ナンバー2曲のアコースティック・ヴァージョン「やさしいゆめ」「生活」の全4曲。 米津玄師やYOASOBIなど近年のジャパニーズポップスが好きな人や、『JUMP UP』期のスーパーカーが好きな人にオススメしたい作品。 1. 眠れない夜に 2. (( _ _ ))..zzZ 3. やさしいゆめ (Acoustic ver) 4. 生活 (Acoustic ver)
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matatapia「80 / 嵐が丘」
¥770
2020年春に結成された、静岡を拠点に活動するポップユニット、matatapia のサードEP。 アコースティックとエレクトロニカが絶妙に溶け合ったサウンドと、甘い男女ヴォーカルが織り成すエモーショナルな歌の世界で、聴くものをポップでファンタジックな雰囲気に引き込んでゆく。 ドラマチックな構成が新海誠の映画のハイライトを連想させるプログレッシブ・シティポップ「80」2ヴァージョンと、儚い詩世界と鮮烈なギターサウンドが眩いミディアム・ポップ「嵐が丘」の全3曲。 RADWIMPS、米津玄師、YOASOBIなど近年のジャパニーズポップスが好きな人にオススメしたい作品。 1. 80 2. 嵐が丘 3. 80 (kohei iida remix)
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muui「undercover suicide」
¥1,000
名古屋を拠点に活動するツジオカミズキによるナード系ソロユニット、muui が2020年にリリースした3曲入りCD。 瑞々しいギターサウンドとメランコリックなメロディー、そしてどこか気だるげで甘い歌声がひんやりとした質感をもっていて、耳に心地よい。 初期の The Brilliant Green を彷彿させる、90年代UKギターロックを J-POP に上手く落とし込んだような作風の、粒ぞろいな3曲。 本人撮影によるノスタルジックな雰囲気のジャケットも、内容を上手く伝えている。 初夏の朝にピッタリな1枚。 1. Poolside 2. Weekend 3. Daydream
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吉上恭太「ある日の続き」
¥2,530
海外の絵本・児童書の翻訳やライター業を生業とし、50歳を超えて歌い始めたフォークシンガーが、還暦を過ぎた2017年にリリースしたアルバム。 ジェームズ・テイラーのような朴訥とした静かで優しげな雰囲気の中にも、どこか醒めたようなクールな響きが耳に心地よい歌声。 その歌の世界を支えるのは、東京のインディーズ・シーンで大活躍する鍵盤奏者・谷口雄によるプロデュース。 彼を始め、北山ゆう子、増村和彦、渡瀬賢吾、松村拓海ら、卓越したミュージシャンによる豊潤なサウンドは、さながら The Section によるジェームズ・テイラーの作品や、キャラメル・ママによる小坂忠や細野晴臣のソロ作を思わせる。 JTの『Fire And Rain』のような柔らかな音色のアコースティックギターから始まる「僕が生きるに必要なもの」、ラフな雰囲気のブルース・ロック「かもつせん」、性急なカントリー・ブルース「ホーボーだって深海魚の夢をみる」、ボサノバ・タッチの「one day ~或ル日ノ続キ」などなど、バラエティ豊かなサウンドに、吉上氏の張りがあって伸びやかながらもどこか枯れた味わいもある歌声が乗った、多幸感あふれる全10曲。 日常の風景を描きつつもどこか不思議な世界を垣間見せてくれる特徴的な歌詞は、全曲とも鶯じろ吉が担当。 吉上氏と同年代の鶯氏も50代を超えて作詞活動を始めたらしく、ひょんなきっかけでソングライティング・チームを組んだという。 世代的には佐野元春や竹内まりやと同年代の吉上氏。 前述の通り遅咲きなデビューながらも、ベテラン・ミュージシャンのような重厚感を感じさせるのは、彼自身の人生の歩みがそのまま歌に表れているからだろう。 70年代のジェームズ・テイラーの作品や、小坂忠「ありがとう」細野晴臣「Hosono House」が好きな人はもちろん、エリック・アンダーソン, ゴードン・ライトフット, アーロ・ガスリー, ガイ・クラークなど、カントリータッチな70年代SSW作品が好きな人にも、自信を持ってオススメしたい1枚。 - 帯コメント - ハロー・ニュー・オールド・フレンド! 吉上恭太さんの音楽に出会えて良かった。 LIFE IS GOOD 長門芳郎 (パイドパイパーハウス) 1. 僕が生きるに必要なもの 2. かもつせん 3. 犬の瞳が月より冴えたら 4. ホーボーだって深海魚の夢を見る 5. ieji 6. One Day 〜或ル日ノ続キ 7. ほしどろぼう 8. 十一月の寓話 9. ごはんの湯気で泣くかもしれない 10. 涙
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徳網正宗「徳網正宗1」
¥1,500
東京を拠点に活動するシンガーソングライター、徳網正宗。 フラメンコからの影響を感じるガット・ギターを爪弾きながら、か細い声で切ないメロディーを朗々と歌い上げるスタイルは、さながら「令和のさだまさし」と言える。 マイナー調のメロディーラインと、細やかながらも時に艷やかに時にエモーショナルに響く独特の歌声が、深い悲しみを感じさせながらもなぜか耳に心地よく、心を浄化させられるよう。 やや緊張感のある清廉な音の雰囲気は、雨降りの日によく似合う。 このCDは、2019年リリースの1stミニアルバム。 エコーのかかったアルペジオの響きが朝の空気感を思い起こす「残香」に始まり、エリオット・スミスの楽曲を連想するワルツ調の「終点」、多重コーラスとギターカッティングのオーバーダブがアシッド・フォーク的な「創作」、雨上がりの空のような清々しさを感じさせる小品「坂の途中」などなど、独特の世界観を見せてくれる全6曲。 1. 残香 2. 終点 3. 理由 4. スホイ 5. 創作 6. 坂の途中
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徳網正宗「徳網正宗2」
¥1,500
東京を拠点に活動するシンガーソングライター、徳網正宗。 フラメンコからの影響を感じるガット・ギターを爪弾きながら、か細い声で切ないメロディーを朗々と歌い上げるスタイルは、さながら「令和のさだまさし」と言える。 マイナー調のメロディーラインと、細やかながらも時に艷やかに時にエモーショナルに響く独特の歌声が、深い悲しみを感じさせながらもなぜか耳に心地よく、心を浄化させられるよう。 やや緊張感のある清廉な音の雰囲気は、雨降りの日によく似合う。 このCDは、2020年リリースの2ndミニアルバム。 井上陽水の『少年時代』のように子供の頃の記憶を淡々と歌い語る「思い出」、穏やかで切ないメロディーとギターとピアノの伴奏が心地よい「遠くへ」、前作にもあったエリオット・スミスの楽曲を連想するワルツ調の「鐘の音」、サビの多重コーラスが荘厳に響く6分超えの大作「太陽は昇る」、ユーモラスなタイトルながらも優しさあふれる「えんやこら」などなど、前作と比べてそこかしこに日本的な情緒を感じさせる全6曲。 1. 思い出 2. 遠くへ 3. 鐘の音 4. おもいおもい 5. 太陽は昇る 6. えんやこら
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Sniff「LIVE in open house」
¥1,500
名古屋を拠点に活動するバンド・Sniff が、メンバーチェンジ前の2020年12月26日に今池 open house にて行ったライブを全曲収録したアルバム。 70年代ウエストコースト・ロックの乾いた音とアメリカ南部のファンキーで重厚な音をたっぷりと含んだヴィンテージなバンドサウンドは、さながらオールマン・ブラザーズ・バンドかリトル・フィートか。 セカンドライン・ファンクなリズムでお酒と煙草を讃える「アルコールアンドシガレットベイベー」や、静かな夏の風景を歌うミディアム・ナンバー「Because Summertime」、後半のむせび泣くギターソロが深い余韻を残すソウル・バラード「ムーンライト」など、サウンドは本格的なルーツ指向ながらも日本語詞での「うた」を追求する姿勢も頼もしい。 ボビー・ウーマックやカーペンターズなどの名曲カバーも、さすがの一言。 抜群のテクニックと鉄壁のグルーヴ感で、堂々とした演奏をたっぷりと聞かせてくれる54分。 前述の通り、70年代の南部指向のアメリカン・ロックが好きな人にはもちろん、デレク・トラックス・バンドやジョン・バトラー・トリオ、PHISH やストリング・チーズ・インシデントなど、近年のブルースロック・バンドやジャムバンドが好きな人にも自信を持ってオススメしたい、聴き応えたっぷりな1枚。 1. Drunken master 2. 70's 3. Because Summertime 4. Woman's Gotta Have it (Bobby Womack cover) 5. Close To You (The Carpenters cover) 6. SOUTH WIND 7. アルコールアンドシガレットベイベー 8. 明日になればきっと 9. 108 10. ムーンライト 11. Hottentot (John Scofield cover)
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Sniff「Let it go home」
¥2,500
名古屋を拠点に活動するバンド・Sniff が、2022年にリリースしたフルアルバム。 70年代ウエストコースト・ロックの乾いた音とアメリカ南部のファンキーで重厚な音をたっぷりと含んだヴィンテージなバンドサウンドは、さながらオールマン・ブラザーズ・バンドかデレク・トラックス・バンドか。 リトル・フィートのようなファンキーロック「Lilly」に始まり、ブラジル音楽の軽妙なスタイルで聴かせる「雨風」、タメの効いたヘヴィなブルースロック「個人的な事さ」、お得意のスライドギターがうねりを上げる「PULSE」、ゲストの鍵盤奏者・渡辺翔太によるスウィンギーなピアノをフィーチャーしたセカンドライン・ファンクな代表曲「アルコールアンドシガレットベイベー」、ニール・ヤングを思わせる荘厳なロック「SOUTH WIND」、郷愁感溢れる素朴な「まちぼうけ」など、聴くほどに味が出る9曲。 サウンドのアプローチやヴォーカルの声質などは、関西の名ルーツロックバンド・ラリーパパ&カーネギーママを彷彿させる。 前述の通り、70年代の南部指向のアメリカン・ロックが好きな人にはもちろん、ジョン・バトラー・トリオやPHISH など近年のブルースロック・バンドやジャムバンドが好きな人や、日本ならラブ・サイケデリコや GLIM SPANKY などアメリカン・ロックをベースとしたバンドが好きな人に自信を持ってオススメしたい、聴き応えたっぷりな1枚。 1. Lilly (feat. 渡辺翔太) 2. 108 3. 雨風 4. 個人的な事さ 5. PULSE 6. アルコールアンドシガレットベイベー (feat. 渡辺翔太) 7. SOUTH WIND 8. まちぼうけ 9. Let it go home (feat. 渡辺翔太)
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ボーイスカウトブラザーズバンド「日常の特集」
¥2,200
名古屋を拠点に活動するグループ・ボーイスカウトブラザーズバンドが2021年にリリースしたアルバム。 70年代ロックのフレーバーをたっぷりと含んだ温もりのあるサウンドと、昭和のホームドラマのようなコミカルな雰囲気で演奏される楽曲の数々は、まさにタイトル通りに日常生活におけるテーマソングになりうるナンバーばかり。 どことなくフィッシュマンズを思わせるタイム感が心地よい「あの日の歌」、森見登美彦の小説のような文学的言い回しとズッコケ感満載な音がユニークな「姉さん女房」、荒井由実時代の初期ユーミンの私小説的な儚い空気感を思わせる「天気雨」、斉藤和義の『歩いて帰ろう』のようなモータウンビートが楽しい「愛すべき二人」、そして皆で合唱するバスキング・スタイルなタイトルナンバー「日常の特集」などなど、粒ぞろいな全11曲。 ゲスト・ミュージシャンである2人の鍵盤奏者・伊藤誠人(Radical Humanism, いとまとあやこ他)とサカイショウイチ(Melting Pot)の客演も光る。 ハッピーズ、フリーボ、ははの気まぐれなど、90年代~2000年代のフォーキーな歌ものポップバンドが好きな人に断然オススメする1枚。 1. ときめきを 2. あの日の歌 3. 姉さん女房 4. 休日 5. 駆け上がる毎日 6. 天気雨 7. それぞれ 8. 趣味 9. 愛すべき二人 10. ろくでなし 11. 日常の特集
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Sweet Sunshine「Sunshine Songs EP」
¥1,000
2000年代初頭よりシンガーソングライターとしての活動を始め、現在は愛知を拠点に音楽活動を続ける磯たか子のリーダーユニット、Sweet Sunshine がまだ東京在住の2009年にリリースした5曲入りCD。 磯たか子 (vo.key)の他、山口良(g) boss(bass) KazooOkoshi(ds) 関春彦(perc) という東京のミュージシャンでレコーディングされたという本作。 手練ミュージシャンによる心地よいサウンドと、ややハスキーでソウルフルな女性の歌声は、キャロル・キングや荒井由実の諸作品と同等の雰囲気。 ジャジーなムードの「夕暮れの街」、ライトでファンキーな演奏が70'sソウルな「Good Music」、ブルージーなギターワークがアイズレー・ブラザーズのメロウ・ナンバーを彷彿させる「sweet dream」など、夏の日の午後のひとときにオススメの、心地よい1枚。 1. 夕暮れの街 2. good music 3. 夏への時間 4. Happy Birthday 5. sweet dream