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外村伸二「Stories」
¥2,500
三重県・伊勢市で喫茶店を経営しながら音楽活動を続けるシンガーソングライター・外村伸二が、2011年にリリースしたアルバム。 キャリアを重ねたミュージシャンでなければ決して滲み出ることのない深いブルース・フィーリングと、アコースティックギターやスライドギターやハーモニカによる米国テイストたっぷりな極上のサウンド。 それらが織りなす味わい深い音は、彼より少し歳上の真島昌利や花田裕之のソロ作品にも通じる。 恋愛をコーヒーになぞらえた粋な代表曲「こい・コーヒー」は、コーヒーを題材にしたノベルティソングとして高田渡の名曲「コーヒーブルース」にも匹敵する。 本品は2枚組となっていて、ボーナスディスクにはボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンの日本語カバーなどをたっぷりと収録されていて、こちらも最高。 トム・ウェイツのようなしゃがれ声と、ロニー・レインやジェリー・ジェフ・ウォーカーを思わせるカントリーテイスト溢れる音作りで、聴けば聴くほど味が出る。 熱く濃いコーヒーと共にどうぞ。 - 帯コメント - 外村君の歌には短編小説を読むような味わいがあります。 その主人公になりきるのではなく、今の自分の暮らしの中から歌おうとしていて、少し離れたところから見ているのがいいと思います。 何よりも人生のうちで一番短い少年という時期を、永遠という瞬間に置き換えて歌えたところがすてきだなと思いました。 友部正人 Disc 1 1. 夢見た旅 2. こい・コーヒー 3. 風 4. 静けさ 5. 夕ぐれ 6. 2本のレール 7. 川 8. パット・ギャレットのバラード 9. Oh!Baby 10. あの街の街灯り 11. 入道雲 12. コーヒー一杯飲むあいだ Disc 2 1. Coffee Blues 2. Dirty Old Town 3. San Diego Serenade 4. Racing in the Street 5. To Live Is To Fly 6. Don’t Think Twice It’s All Right~君のせいだよ 7. Water Is Wide 8. Out On The Western Plain ~ カウボーイだった頃 9. Candyman ~ ちり紙のブルース
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松ノ葉楽団「タイム・ラグ」
¥1,650
ラグタイム、ホットジャズ、昭和歌謡、シャンソンなどをルーツに持つ、関西を拠点に活動する飲酒系ラグタイムバンド・松ノ葉楽団が、2014年にリリースした1stアルバム。 ライブハウスのみならず、飲み屋などでも演奏活動を行う彼ら。 そんな風景がまざまざと浮かんでくるような、小粋でゴキゲンながらも時にしみじみとさせる、まさに街角にある老舗の飲み屋のようなバンド。 下町の風情とさえない日常を描いた歌詞を、卓越した演奏で歌うスタイルは、あの憂歌団を彷彿させる。 バンドのテーマ・ソングといえるゴキゲンな「楽団の歌」、エイモス・ミルバーンのブルース・スタンダードを絶妙な訳詞で歌う飲んだくれ讃歌「One scotch, one bourbon, one beer」、真夜中のスモーキーな雰囲気に癒やされる「ともしび」、タイトル通り春のおとずれを思わせる切ないフォークロック「春一番を待ちながら」など、聴けば聴くほど味の出る1枚。 1. 楽団の歌 2. One scotch, one bourbon, one beer 3. つむじ風 4. ともしび 5. やめとこう 6. うちにはいれないぜ 7. 春一番を待ちながら 8. やっつけしごと
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松ノ葉楽団「JOURNEY」
¥1,650
ラグタイム、ホットジャズ、昭和歌謡、シャンソンなどをルーツに持つ、関西を拠点に活動する飲酒系ラグタイムバンド・松ノ葉楽団が、2016年にリリースした2ndアルバム。 ライブハウスのみならず、飲み屋などでも演奏活動を行う彼ら。 そんな風景がまざまざと浮かんでくるような、小粋でゴキゲンながらも時にしみじみとさせる、まさに街角にある老舗の飲み屋のようなバンド。 下町の風情とさえない日常を描いた歌詞を、卓越した演奏で歌うスタイルは、あの憂歌団を彷彿させる。 シャッフル・ビートが小気味よいグッド・タイム・ミュージック「Cheap Cheap Journey」、ロシアへの憧憬(?)をノホホンと歌う「ロシア」、旅路の心象風景をゆったりと歌う「夜行列車」など、タイトル通り "旅" をテーマにした楽曲がちらほら。 高田渡のカバーでも有名なスタンダード・ナンバー「私の青空」も素晴らしい。 1stに続き、これまた聴けば聴くほど味の出る1枚。 1. Cheap Cheap Journey 2. ロシア 3. シンデレラ 4. ラムネのあわ 5. 私の青空 6. 青いアイシャドー 7. Green Beans 8. 夜行列車 9. 傾いた絵
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松ノ葉楽団「Holiday」
¥2,200
ラグタイム、ホットジャズ、昭和歌謡、シャンソンなどをルーツに持つ、関西を拠点に活動する飲酒系ラグタイムバンド・松ノ葉楽団が、2019年にリリースした3rdアルバム。 ライブハウスのみならず、飲み屋などでも演奏活動を行う彼ら。 そんな風景がまざまざと浮かんでくるような、小粋でゴキゲンながらも時にしみじみとさせる、まさに街角にある老舗の飲み屋のようなバンド。 下町の風情とさえない日常を描いた歌詞を、卓越した演奏で歌うスタイルは、あの憂歌団を彷彿させる。 タイトル通り "休日" がテーマの今作。 1曲目が「Morning Call」で、ラストナンバーが「Midnight Special」という構成が洒落ている。 彼らならではの楽しき乾杯ナンバー「グラスを空けよう」、高田渡の『コーヒーブルース』にも通じるコーヒー&恋愛なアコースティック・スウィング「Hot Coffee Rag」、モノクロ恋愛映画を思わせる切ない名曲「あかりがつけば」、そしてC.C.Rなどのカバーでも有名なカントリーのスタンダード・ナンバー「Midnight Special」など、今回も聴き応え十分。 ルーツ・ミュージックを愛する人はもちろん、日常を楽しくする音楽を探している人に断然オススメ。 休日の午後にコーヒーやお酒と共に味わいたい1枚。 1. Morning Call 2. グラスを空けよう 3. Hot Coffee Rag 4. あかりがつけば 5. ダイヤのリング 6. 白いスタジアム 7. Girl In A Poster 8. Midnight Special
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松ノ葉楽団「Jive」
¥2,200
ラグタイム、ホットジャズ、昭和歌謡、シャンソンなどをルーツに持つ、関西を拠点に活動する飲酒系ラグタイムバンド・松ノ葉楽団が、2023年にリリースした4thアルバム。 ライブハウスのみならず、飲み屋などでも演奏活動を行う彼ら。 そんな風景がまざまざと浮かんでくるような、小粋でゴキゲンながらも時にしみじみとさせる、まさに街角にある老舗の飲み屋のようなバンド。 下町の風情とさえない日常を描いた歌詞を、卓越した演奏で歌うスタイルは、あの憂歌団を彷彿させる。 ロマンチックで切ないラブソング「シンデレラ」、紅一点・貫定恵美がヴォーカルをとる「青いアイシャドー」、彼らの十八番であるエイモス・ミルバーンの「One Scotch, One Bourbon, One Beer」は過去作の再録ヴァージョン、「Tutti Frutti」「The Night Of Nightingale」「Dunkin' Bagel」はリーダー・松葉ケガニのソロ作からの再録ヴァージョン、それらに初出の「New Shiny Shoes」「ウォーアイニー」など4曲を加えた全10曲は、ここ数年の彼らの集大成となっており、ちょっとしたベスト盤という側面を持つ。 精力的なライブや各メンバーの個々の活動で練り上げられた粋なサウンドは、聴けば聴くほどに旨味が沁みる逸品である。 ルーツ・ミュージックを愛する人はもちろん、日常を楽しくする音楽を探している人に断然オススメ。 コーヒーやお酒と共に、じっくりと味わいたい1枚。 1. Tutti Frutti 2. New Shiny Shoes 3. I Can't Give You Anything But Love 4. The Night Of Nightingale 5. Dunkin' Bagel 6. 青いアイシャドー 7. Love Song 8. ウォーアイニー 9. シンデレラ 10. One Scotch, One Bourbon, One Beer
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松葉ケガニ「Mono」
¥1,650
「松ノ葉楽団」の松葉ケガニが2020年にリリースした、CD-Rによるソロアルバム。 アコースティック・ギターを爪弾きながら下町の日常を飄々と歌うスタイルは、松ノ葉楽団の作品と同様ながらも、今作はカバーが多め。 フランク・シナトラで有名な「I've Got The World On A String」やデューク・エリントンの「It Don't Mean A Thing」、そして眉唾はリトル・リチャードのロックンロールをリラックスした雰囲気で歌う「Tutti Frutti」 「あかりがつけば」「夜行列車」など、松ノ葉楽団のミディアム・ナンバーのセルフカバーも良い。 月夜に切ない恋心を歌う「The Night Of Nightingale」や、路地裏にある中華料理屋の油と調味料の美味しそうな香りが漂うような「中華定食」など、初出のオリジナル曲も素晴らしい。 ジャケットなど簡素な作りながらも、非常に聴き応えのある1枚。 リラックス・タイムのお供にぜひ。 1. The Night Of Nightingale 2. Tutti Frutti 3. 中華定食 4. あの日のふたり 5. Dunkin' Bagel 6. あかりがつけば 7. 小径にて 8. I've Got The World On A String 9. It Don't Mean A Thing 10. 夜行列車 11. Bad Boy
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サンプンカンズ「サンプンカンズ」
¥2,200
「松ノ葉楽団」の松葉ケガニ、「ハチャトゥリアン楽団」の丸山朝光、マルチ弦楽器奏者の高木大丈夫によるアコースティック・トリオ、サンプンカンズが2019年にリリースしたアルバム。 アメリカン・ルーツ・ミュージックに根ざした豊潤な音楽を情緒たっぷりに聴かせる1枚で、楽しいながらも哀愁ただよう雰囲気は、ジャケット通りの夕焼けの町並みを連想させる。 「ミッドナイトスペシャル」「テネシーワルツ」「バーボン・ストリート・ブルース」などのスタンダード・ナンバーも素敵だが、「あの頃」「傾いた絵」などそれぞれのバンドの再演を含む、各自が持ち寄ったオリジナル曲も粒ぞろいで素晴らしい。 個人的には、小粋なコーヒー讃歌「コーヒーを一杯」が最高。 70年代に高田渡やシバ、友部正人など名だたるフォークシンガーが参加したジャグバンド『武蔵野タンポポ団』を彷彿させる、楽しさと哀愁が同居した名盤。 1.ミッドナイトスペシャル 2. 世界はぼくのもの 3. 心は泡の中 4. オークワード・チューン 5. あの頃 6. 傾いた絵 7. コーヒーを一杯 8. テネシーワルツ 9. バーボン・ストリート・ブルース
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ザ・ハムスターズ「HOROYOI MUSIC」(CD-R)
¥1,000
ギター&ヴォーカルの "でーすいらも~ん" を中心に結成された、関西を拠点に活動するアコースティックユニット、ザ・ハムスターズが2019年にリリースした6曲入りミニアルバム。 フォーク・ギターとウッドベースにスライド・ギターやマンドリンが絡むアコースティック・スタイルで、お酒のことや冴えない日常のことを題材にした歌を、時に軽快に時にしみじみと歌う。 リズミカルな「ハムスターズのテーマ」に始まり、しんみりして暖かい雰囲気の「五段変速」、スライド・ギターの響きが心地よいフォーク・ブルース「ミシシッピ仕事探し」など、オリジナル曲はいずれもコミカルさと渋さが上手く同居していて味わい深い。 6曲中で唯一のカバー曲が、真島昌利の飲んだくれ賛歌「HAPPY SONG」というのも彼らならではであり、誠実さがにじみ出るヴォーカルは時折あの甲本ヒロトの雰囲気をも感じさせる。 何よりも、ラストの「シャララリー」はハイロウズの『日曜日よりの使者』を彷彿させる、しみじみとしながらも熱くて感動的な1曲。 ブルーハーツのアコースティック作『DUG OUT』や、真島昌利ソロ作の1・2枚目が好きな人には、ぜひとも聴いてほしい1枚。 1. ハムスターズのテーマ 2. 五段変速 3. ミシシッピ仕事探し 4. HAPPY SONG (真島昌利カバー) 5. 夕暮れほろよい 6. シャララリー
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ザ・ハムスターズ「BAR! BAR! BAR!」(CD-R)
¥1,500
ギター&ヴォーカルの "でーすいらも~ん" を中心に結成された、関西を拠点に活動するアコースティックユニット、ザ・ハムスターズが2021年にリリースした7曲入りミニアルバム。 フォーク・ギターとウッドベースにスライド・ギターやマンドリンが絡むアコースティック・スタイルで、お酒のことや冴えない日常のことを題材にした歌を、時に軽快に時にしみじみと歌う。 前作『HOROYOI MUSIC』に比べると本作はだいぶコミカルさが際立っていて、飲んだくれ野郎を歌ったその名も「もってこい酒」や、食欲をそそる内容の「カツカレー」などのナンバーに顕著。 しかし古くはクレイジーキャッツやドリフターズ、近年では SAKE ROCK など、コミカルさが持ち味のバンドにはいずれも卓越した演奏力が備わっていて、このザ・ハムスターズも例外ではない。 実力に裏打ちされた安定感抜群な伴奏があるので、コミカルなナンバーであっても彼らの音楽の味わい深さは変わらない。 スローナンバーを歌う甲本ヒロトを時折連想させる、誠実で情緒豊かな歌声も前作同様に魅力的。 今回も1曲だけカバーがあり、それが The Byrds の「ミスタースペイスマン」のオリジナル訳詞という、通好みなところもまた良い。 日常生活を楽しくするBGMや晩酌のお供に、ぜひとも聴いてほしい1枚。 1. グッバイハムスター 2. もってこい酒 3. カツカレー 4. ミスタースペイスマン 5. なにがなんだか 6. そんなこんなで 7. 夢のサイドカー
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れいじーぴっかーず「あーゆーれいじぃ?」
¥1,000
京都を拠点に活動する、ギター、バンジョー、ドブロからなるカントリーボーイ3人組・れいじーぴっかーずが、2018年にリリースしたミニアルバム。 編成はブルーグラスながらも、ブルース、フォーク、カントリー、60's&70'sロックなど、雑多なアメリカン・ルーツ・ミュージックをバランス良く取り入れた、日本語詞のオリジナル・ナンバーを卓越したテクニックで演奏する彼ら。 モータウンビートなベースラインから始まる楽しい「Lazy Picker's Song」や、満天の夜空の情景が浮かび上がるような切ないミディアム・バラード「不思議な星」など、バラエティ豊かな全5曲。 日常生活やドライブのお供に,、ぜひどうぞ。 1. Lazy Picker's Song 2. ポストマンとハイヒール 3. 不思議な星 4. 猫の街 5. 季節の風
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Sniff「LIVE in open house」
¥1,500
名古屋を拠点に活動するバンド・Sniff が、メンバーチェンジ前の2020年12月26日に今池 open house にて行ったライブを全曲収録したアルバム。 70年代ウエストコースト・ロックの乾いた音とアメリカ南部のファンキーで重厚な音をたっぷりと含んだヴィンテージなバンドサウンドは、さながらオールマン・ブラザーズ・バンドかリトル・フィートか。 セカンドライン・ファンクなリズムでお酒と煙草を讃える「アルコールアンドシガレットベイベー」や、静かな夏の風景を歌うミディアム・ナンバー「Because Summertime」、後半のむせび泣くギターソロが深い余韻を残すソウル・バラード「ムーンライト」など、サウンドは本格的なルーツ指向ながらも日本語詞での「うた」を追求する姿勢も頼もしい。 ボビー・ウーマックやカーペンターズなどの名曲カバーも、さすがの一言。 抜群のテクニックと鉄壁のグルーヴ感で、堂々とした演奏をたっぷりと聞かせてくれる54分。 前述の通り、70年代の南部指向のアメリカン・ロックが好きな人にはもちろん、デレク・トラックス・バンドやジョン・バトラー・トリオ、PHISH やストリング・チーズ・インシデントなど、近年のブルースロック・バンドやジャムバンドが好きな人にも自信を持ってオススメしたい、聴き応えたっぷりな1枚。 1. Drunken master 2. 70's 3. Because Summertime 4. Woman's Gotta Have it (Bobby Womack cover) 5. Close To You (The Carpenters cover) 6. SOUTH WIND 7. アルコールアンドシガレットベイベー 8. 明日になればきっと 9. 108 10. ムーンライト 11. Hottentot (John Scofield cover)
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Sniff「Let it go home」
¥2,500
名古屋を拠点に活動するバンド・Sniff が、2022年にリリースしたフルアルバム。 70年代ウエストコースト・ロックの乾いた音とアメリカ南部のファンキーで重厚な音をたっぷりと含んだヴィンテージなバンドサウンドは、さながらオールマン・ブラザーズ・バンドかデレク・トラックス・バンドか。 リトル・フィートのようなファンキーロック「Lilly」に始まり、ブラジル音楽の軽妙なスタイルで聴かせる「雨風」、タメの効いたヘヴィなブルースロック「個人的な事さ」、お得意のスライドギターがうねりを上げる「PULSE」、ゲストの鍵盤奏者・渡辺翔太によるスウィンギーなピアノをフィーチャーしたセカンドライン・ファンクな代表曲「アルコールアンドシガレットベイベー」、ニール・ヤングを思わせる荘厳なロック「SOUTH WIND」、郷愁感溢れる素朴な「まちぼうけ」など、聴くほどに味が出る9曲。 サウンドのアプローチやヴォーカルの声質などは、関西の名ルーツロックバンド・ラリーパパ&カーネギーママを彷彿させる。 前述の通り、70年代の南部指向のアメリカン・ロックが好きな人にはもちろん、ジョン・バトラー・トリオやPHISH など近年のブルースロック・バンドやジャムバンドが好きな人や、日本ならラブ・サイケデリコや GLIM SPANKY などアメリカン・ロックをベースとしたバンドが好きな人に自信を持ってオススメしたい、聴き応えたっぷりな1枚。 1. Lilly (feat. 渡辺翔太) 2. 108 3. 雨風 4. 個人的な事さ 5. PULSE 6. アルコールアンドシガレットベイベー (feat. 渡辺翔太) 7. SOUTH WIND 8. まちぼうけ 9. Let it go home (feat. 渡辺翔太)
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ハチャトゥリアン楽団「わにのひるね」
¥1,500
SOLD OUT
バンジョー、トランペット、チューバ、ドラムスから成るニューオリンズ系音楽団、ハチャトゥリアン楽団が、2013年にリリースした8曲入りCD。 トラディショナルジャズをルーツとし、オリジナル、ソウル、ファンク、ポピュラー音楽などを幅広く演奏する彼ら。 底抜けに陽気なニューオリンズ音楽を、卓越した演奏力と歌心でわかりやすく表現するスタイルは、あらゆる年代の音楽好きに受け入れられる懐の深さを持つ。 楽器としてのベーシストがいない代わりに、チューバがベース担当となっているのも非常にユニークで、管楽器と弦楽器を駆使して楽しく陽気に鳴らされる音は、YOUR SONG IS GOOD や SAKEROCK が好きな人にはたまらないだろう。 わかりやすい日本語詞で歌うオリジナル曲は、ハナレグミやサニーデイ・サービスなどのフォーキーなジャパニーズポップス好きにも断然オススメ。 トランペットとバンジョーによる「Cornet Chop Suey」やトロピカルな雰囲気の「Skokiaan」のインストゥルメンタル2曲の他、歌ものナンバーでもそれぞれソロパートが長めに取られていて、その卓越したアンサンブルを存分に楽しませてくれる。 レイ・チャールズでおなじみの「You Are My Sunshine」やルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」などのカバーも、独自の解釈で素晴らしい出来。 日々の雑事やカラッと晴れた日のお出かけのBGMに、最高な1枚。 アメリカン・ルーツ・ミュージックを愛する人はもちろん、日常を楽しくする音楽を探している人にぜひ。 1. You Are My Sunshine 2. When I Grow Too Old To Dream~夢見る頃を過ぎても~ 3. Cornet Chop Suey(Duo) 4. Dancing In the Sky 5. Wonderful World 6. Skokiaan 7. あの頃~Ano Koro~(Trio) 8. If We Ever Needed Jesus
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ハチャトゥリアン楽団「マカロニチーズ!」
¥2,860
バンジョー、トランペット、チューバ、ドラムスから成るニューオリンズ系音楽団、ハチャトゥリアン楽団が、2019年にリリースした10曲入りCD。 トラディショナルジャズをルーツとし、オリジナル、ソウル、ファンク、ポピュラー音楽などを幅広く演奏する彼ら。 底抜けに陽気なニューオリンズ音楽を、卓越した演奏力と歌心でわかりやすく表現するスタイルは、あらゆる年代の音楽好きに受け入れられる懐の深さを持つ。 楽器としてのベーシストがいない代わりに、チューバがベース担当となっているのも非常にユニークで、管楽器と弦楽器を駆使して楽しく陽気に鳴らされる音は、YOUR SONG IS GOOD や SAKEROCK が好きな人にはたまらないだろう。 わかりやすい日本語詞で歌うオリジナル曲は、ハナレグミやサニーデイ・サービスなどのフォーキーなジャパニーズポップス好きにも断然オススメ。 前作『わにのひるね』では、それぞれの楽曲で長めのソロパートを設けて楽しませてくれたが、今作では味わい深い「うた」をたっぷりと聴かせてくれる。 彼ららしい楽しいナンバー「歌う少女」に始まり、都会的なニュアンスのAOR風味な「オブラート」、セカンドライン・リズムのポップチューン「Swith」、女性ヴォーカリストをゲストに迎えたデュエット「うそつきのワルツ」、前作にも収録されていたレイ・チャールズで有名な「You Are My Sunshine」の再演など、聴き応えたっぷりな全10曲。 根底に流れるのはアメリカン・ルーツ・ミュージックへの憧憬ながらも敷居はどこまでも低く、老若男女誰にでも親しめる間口の広いハッピーな、歌心溢れるポップ・アルバムに仕上がっている。 日々の雑事やカラッと晴れた日のお出かけのBGMに、最高な1枚。 アメリカン・ルーツ・ミュージックを愛する人はもちろん、日常を楽しくする音楽を探している人にぜひ。 1. 歌う少女 2. オブラート 3. Switch 4. うそつきのワルツ 5. エレベーターガール 6. You Are My Sunshine 7. Lucky Cat Blues 8. ラストトレインブルース 9. Selfish Lucy 10. Free Bird
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丸山朝光「さよならなんだね」(CD-R)
¥1,000
SOLD OUT
トラディショナルジャズをルーツとし、オリジナル、ソウル、ファンク、ポピュラー音楽などを幅広く演奏するニューオリンズ系音楽団、ハチャトゥリアン楽団のリーダーである丸山朝光が、2021年にリリースした4曲入りソロ音源のCD-R。 ハチャトゥリアン楽団の他にも「バンバンバザール」のサポートや高木大丈夫・松葉ケガニとのアコースティック・ユニット「サンプンカンズ」のメンバーとしての活躍などで、ルーツ・ミュージックをプレイするミュージシャンや米国音楽好きにリスペクトされているプレイヤーでソングライターの丸山朝光の、バンジョーによる弾き語りの初ソロ名義作品。 フランク・シナトラで有名な「It Had To Be You」とサム・クックの名バラード「Bring It On Home To Me」のカヴァー2曲を含む全4曲は、カラリとしていながら同時にどこか悲しさも感じさせる、酸いも甘いも噛み分けた味わい深さがある。 アメリカン・ルーツ・ミュージックを愛する人はもちろん、高田渡や西岡恭蔵など70年代のベルウッド系フォークシンガーの作品が好きな人にも、ぜひ聴いてもらいたい1枚。 1. 俺が何か悪いのか 2. It Had To Be You 3. さよならなんだね 4. Bring It On Home To Me with 東方洸介(ハチャトゥリアン楽団)
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丸山朝光「昔住んだ街」
¥2,000
トラディショナルジャズをルーツとし、オリジナル、ソウル、ファンク、ポピュラー音楽などを幅広く演奏するニューオリンズ系音楽団、ハチャトゥリアン楽団のリーダーである丸山朝光が、2023年にリリースした8曲入りソロアルバム。 軽快なジャグバンド・ロックンロール「あゝ、終わりなき空ボトル」に始まり、酒飲みなら誰もが共感できるエレジー「後悔」、ブルージーな歌唱で知られる蠣崎未来をゲストに迎えた男女デュエット・ナンバー「寄り道」、高木大丈夫・松葉ケガニとのアコースティックユニット・サンプンカンズの作品からの再録となる女歌の名曲「Awkward Tune」、そしてお得意のトラディショナル・カバー「Look For The Silver Lining」「We Shall Overcome」「By & By」など、ほぼ全曲にわたり自身で全楽器を演奏した、楽しさと寂しさとほろ苦さが入り混じった全8曲。 現在でも未来でもない、かと言ってはるか昔でもない、ただ切なく懐かしい「昔住んだ街」という郷愁感溢れるタイトルが、この作品全てを物語っている。 アメリカン・ルーツ・ミュージックを愛する人はもちろん、高田渡や西岡恭蔵など70年代のベルウッド系フォークシンガーの作品が好きな人にも、ぜひ聴いてもらいたい1枚。 晩酌のアテに、日々の暮らしにぜひ。 1. あゝ、終わりなき空ボトル 2. 後悔 3. Look For The Silver Lining 4. 寄り道 (with 蠣崎未来) 5. Awkward Tune 6. 同じ話をすればいい 7. We Shall Overcome 8. By & By
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The Memphis Bell「The Memphis Bell Blues Band」
¥1,000
豪快にドライブするギターが強烈な本格派ブルースロック・パワートリオ、The Memphis Bell が、2019年にリリースした4曲入りEP。 英国のクリーム、フリー、レッド・ツェッペリン。米国のジョニー・ウィンター、ZZトップ、ブラック・クロウズ。そして日本なら村八分やRCサクセション。 そんなブルースをルーツにした数多のバンドを彷彿させる、ボトムの重いブルージーなロックを鳴らす彼ら。 そういう本格志向のバンドは英語で歌いがちだが、彼らは全て日本語での作詞で、ブルースらしい鬱屈した心象を吐露したリリックを、ときに気だるくときにエモーショナルに歌う。 ズンズン突き進むような豪放なブルース・ロック「こんなはずじゃなかったのに」に始まり、ブルースの定番『Good Morning Little School Girl』のような構成と地を這うドラムロールが耳を惹く「おいでよ」、間奏の弾きまくるギターソロが熱いスローブルース「欲望のままに」、レイ・チャールズのナンバーを彷彿させるミディアム・ソウル「おいてけぼり」の、全4曲。 上記のクラシック・ブルースロックが好きな人はもちろん、GLIM SPANKY などのバンドが好きな人にもオススメの1枚。 1. こんなはずじゃなかったのに 2. おいでよ 3. 欲望のままに 4. おいてけぼり
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The Memphis Bell「Best Of Live Archives」
¥2,400
豪快にドライブするギターが強烈な本格派ブルースロック・パワートリオ、The Memphis Bell が、2021年にリリースしたセレクト・ライブ11曲収録のアルバム。 英国のクリーム、フリー、レッド・ツェッペリン。米国のジョニー・ウィンター、ZZトップ、ブラック・クロウズ。そして日本なら村八分やRCサクセション。 そんなブルースをルーツにした数多のバンドを彷彿させる、ボトムの重いブルージーなロックを鳴らす彼ら。 そういう本格志向のバンドは英語で歌いがちだが、彼らは全て日本語での作詞で、ブルースらしい鬱屈した心象を吐露したリリックを、ときに気だるくときにエモーショナルに歌う。 メンバーの脱退を経て2人組となった彼らが、サポートメンバーを迎えて行った2021年のライブ音源から選んだライブ・アンソロジーである今作。 1stEP「The Memphis Bell Blues Band」の4曲の他、ここで初披露される7曲のオリジナルも、ブルースロックの先人に敬意を払ったような、シンプルながらも独特のコクがある粒ぞろいの楽曲ばかり。 彼らの看板である豪放なギターの他、今作では卓越したブルースハープがたっぷり聴けるのも嬉しい。 伝説のロックバンド・村八分の名盤『ライブ』を彷彿させる、荒削りながらも奥深く聴き応えのある1枚。 *CDのみ収録された、サブスプリクションで聴けないボーナス・トラックあり。 1. こんなはずじゃなかったのに 2. Oh My Baby,どこへ行こう 3. まあいいや 4. よくもわるくも 5. 死にぞこないブルース 6. へべれけさん 7. それから 8. おいでよ 9. 欲望のままに 10.おいてきぼり 11.ほっといてくれ