珈琲マインドへようこそ!
当店は、味わい深いコーヒーのような素敵な音楽を奏でる国内インディーズ・ミュージシャンの音源を取り扱う、和みの音楽セレクトショップです。
芳醇な香り立つ珈琲のような、ほっこりとしてちょっぴりほろ苦い琥珀色の音楽の数々を、どうぞご賞味下さい。
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窓際のロマネスコ「Spin a yarn」
¥1,800
愛知を拠点にジャズシンガーとして活動するMisaと、セッションドラマーとして複数のバンドやバッキングで活躍する春日井直人によるピアノポップデュオ、窓際のロマネスコが2019年にリリースしたミニアルバム。 EGO-WRAPPIN'の中納良恵や椎名林檎を連想させる、Misaの艷やかでジャジーなヴォーカル・スタイルとミステリアスな歌詞が、聴き手を不思議な世界へ誘う。 2曲目の80年代風シンセ・ロック「Show Me Your Naked Heart」と、5曲目の螺旋階段のようなリズムパターンがカラフルなポップ・ナンバー「トリップ」の2曲が異色ながら、他の3曲はピアノが主体のジャジーなナンバーで、むせかえるような妖しげな夜の空気感が、退廃的な魅力を放つ。 真夜中ごろ、とびきり苦いコーヒーか赤ワインと共にどうぞ。 1. Cannibal Carnival 2. Show Me Your Naked Heart 3. わるい人 4. さかな 5. トリップ
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nagoya tengu「青写真」
¥800
2017年に結成された名古屋を拠点に活動する5人組・nagoya tengu の1st EP。 切なくもポップなメロディーラインと、軽やかな演奏ながらもどこか焦燥感溢れる雰囲気が、耳と心にエモーショナルに響く4曲。 その中でも、トーキングブルースとキャッチーなサビのフレーズが印象的な「あいうえ大人作文」がユニーク。 誠実なヴォーカル・スタイルが、個人的には「THEラブ人間」を連想させる。 いつまでも終わってほしくない、とつい思ってしまうような、センチメンタルな1枚。 1. hello good bye 2. あいうえ大人作文 3. Ling dong 4. このままで
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nagoya tengu「雲の形」【カセットテープ作品 / ダウンロード・コード付き】
¥1,100
2017年に結成された名古屋を拠点に活動する5人組・nagoya tengu が2022年にリリースした4曲入りカセットテープ作品。 切なくもポップなメロディーラインと、軽やかな演奏ながらもどこか焦燥感溢れる雰囲気が、耳と心にエモーショナルに響く4曲。 クリアなギターの音色がメランコリックに響く「夕寝」、タイトルとは裏腹にしっとりとしたメロウ・チューン「Dancing Queen」、焼け付くようなギターがエモーショナルに響くスローナンバー「skyline」、そして夏を呼ぶ雨の香りをたっぷりと含んだギターロック「天気予報」の全4曲。 入道雲を描いたカバーのイメージどおりに、切なくも爽やかな作品集。 A side 1.夕寝 2.Dancing Queen B side 3.skyline 4.天気予報 *カセットテープの付属品は ・歌詞カード ・シール2枚 ・ダウンロードコード
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sitaq「persons」
¥1,000
名古屋を拠点に活動する sitaq が2019年にリリースしたミニアルバム。 何気ない日常の風景をファンタジックに切り取った抽象的でポップなリリックを、ミニマルな音とリズムで色付けしていく。 男女ヴォーカルはどちらも優しげな歌声で温かい雰囲気ながらも、どこか緊張感を孕んだ張り詰めた空気感が漂う。 それが心に不思議な余韻を残して飽きさせない1枚。 「唐揚げを並べる」「買ってきたウインナー」などのフレーズが微笑ましいミディアム・ナンバー『cap』、気だるいメロディーと「くるりを聴きながら」という歌詞が印象的なメロウ・チューン『着膨れのこどもたち』、アコースティック・ギターの爪弾きから始まりノイジーなギターとコーラスで締めくくるドラマチックな『persons』、ハンドクラップと掛け声が楽しいアルバム随一のポップナンバーでありながら挑発的な歌詞の『fuzz green』など、シンプルな作風ながらバラエティ豊かな6曲。 よく晴れた休日の午後、出かけるタイミングを見失って部屋でダラダラする時に聴くのが最適、かも。 1.着膨れのこどもたち 2.cap 3.カーディガン 4.やさしいパンクス 5.persons 6.fuzz green
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sitaq「ないと」【カセットテープ作品 / ダウンロード・コード付き】
¥1,100
名古屋を拠点に活動する sitaq が、メンバー脱退を経て3人組(2023年現在は2人組)となった2022年にリリースした7曲入りカセットテープ作品。 何気ない日常の風景をファンタジックに切り取った抽象的でポップなリリックを、ミニマルな音とリズムで色付けしていく。 優しげな歌声で温かい雰囲気ながらも、どこか緊張感を孕んだ張り詰めた空気感が漂う。 それが心に不思議な余韻を残して飽きさせない。 ゆるやかながらもグルーヴィーな演奏が心地よい「うとうと」、アコースティックR&Bなサウンドで聴かせるメロウ・チューン「視点」、『さわさわするこころ』というサビのフレーズが印象的なポップ・ロック「かえるがにひき」、夢見心地なギターの響きがまどろみを誘う表題曲「ないと」など、夜と眠りをテーマにした全7曲。 一日の終わり、温かく甘い飲み物とともに味わいたい、安らぎの作品集。 A side 1.night#1 2.うとうと 3.視点 B side 4.レディ 5.かえるがにひき 6.night#2 7.ないと *カセットテープの付属品は ・歌詞カード ・シール2枚 ・ダウンロードコード
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SounDrop 「逡巡」
¥330
愛知を拠点に活動するピアノポップトリオ、SounDrop が2018年にリリースした3曲入りCD。 リズミカルなピアノの旋律と、アンニュイな女性ヴォーカルによる3曲は、いずれも切ないメロディーが耳に心地よいポップ・ナンバー。 雨模様の街を写したジャケットも、音の雰囲気をよく表していて秀逸な出来だ。 aiko や THE BRILLIANT GREEN など、90年代後半〜2000年代のジャパニーズポップスを彷彿させる、ノスタルジックな1枚。 1. 逡巡 2. 星降る夜 3. レッツゴー
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国武風馬「FUMA 1st」
¥400
ピアノポップトリオ・SounDrop のバンドマスターや、ミレーの枕子バンドのベーシストなどを務める、東京在住のミュージシャン、国武風馬の4曲入り宅録ミニアルバム。 SounDrop・ミレーの枕子バンド共に、華やかな女性シンガーの歌をサウンドの屋台骨として支えるその姿さながらの、派手さはないもののミュージシャン・シップ溢れる骨太な作品集。 90年代のUKロックやアメリカン・インディーバンドを連想させるウエットなギターサウンドと、ラフな語り口のヴォーカルが程よくマッチする、無骨ながらも独特のポップセンスを感じさせる全4曲。 1. untitled 2. hello,rain 3. 粒 4. ハレーション
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kittens「Maybe I'm Amazed」
¥1,000
名古屋を拠点に活動するギターロック・バンド、kittens が2020年にリリースした1stミニアルバム。 飾り気のない甘いメロディーラインと耳に心地よいざっくりとしたギターサウンドは、『Grand Prix』『Songs From Northern Britain』をリリースしたころのティーンエイジ・ファンクラブを連想させる。 疾走感溢れるナンバーからポップなミディアム・チューンまで、シンプルで心地よい6曲。 スーパーカーの1stやトライセラトップスや初期スピッツなど、90年代邦楽ギターバンドが好きな人にもおすすめ。 晴れた日のドライブのお供に。 *アルバム全曲解説とメンバーのレコメンドCDレヴューが収録された冊子が付属しています。 1. 恋することのもどかしさ 2. もっと 3. プリムラ 4. 渚 5. デジャブ 6. 名前 (はまだない)
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片岡絹人「PRIVATE」
¥1,650
名古屋を拠点に活動する、ティーンエイジ・ファンクラブやダイナソーJr.を彷彿させるギターロックで聴かせる4人組バンド・kittens のギターボーカルの片岡絹人が、2022年にリリースした弾き語りソロアルバム。 清廉に響くアコースティック・ギターのコード・ストロークと共に紡ぎ出される飾り気のない素朴なメロディーラインと、日常的な光景に重ねた繊細な心象風景を綴る歌詞で構成された歌の数々は、そのまま自身のバンドの作風をアンプラグド化したかのよう。 シンプルながらも鮮烈な印象は、素っ気ないジャケット写真や「ネガフィルム」「サークルゲーム」「ハルハートリー」などのタイトルからもうかがえる。 さながらロン・セクスミスやジェフ・バックリィのような "90年代の隠れた名盤" といった雰囲気の今作は、それらと同様にどこか70年代の香りを残している。 洗いざらしのコットンシャツのような心地よい歌とギターを聴かせる、味わい深い1枚 1. また近いうちに 2. ネガフィルム 3. サークルゲーム 4. 回想 5. ハルハートリー 6. blue 7. コインランドリー 8. タイムマシン 9. 今年もあと少しで 10.Over
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HITOSHI ARAI ACOUSTIC BAND SET「Acoustic Rock」
¥2,000
ノーザンブライトやロンロンクルーなど自身のバンド活動やサポートのほか、インディー・レーベル『LIFESTYLE MUSIC RECORDS』の運営など幅広く活動する新井仁が、自身の名を冠したバンドとして2014年にリリースしたアルバム。 (本品は LIFESTYLE MUSIC RECORDS から2016年にリリースした再発盤) アルバム名の通り、全編に渡ってバンドサウンドの中に耳触りの良いアコースティック・ギターが鳴り響くサウンド・メイキングと、彼特有の端正でジェントルなソングライティングが、90年代UKロックの名盤を思わせる1枚。 アコースティック・ギターの爪弾きから始まってドラマチックに展開する「Higher Than The Sun」、疾走感溢れるギターロック「SKYLINE」、ウエットなメロディーがトラヴィスを思わせるミディアム・ロック「Last Train Home」、ジャジーなギターが印象的なリラックスした雰囲気の「Happy Ending」などのオリジナル曲も粒ぞろいだが、ラテンジャズを思わせるピアノとアーバンなサウンドでAORにアレンジした小沢健二のカバー「Boogie Back」も出色の出来。 ノーザンブライトの1st『Northern Songs』から時を経て円熟味を増した新井仁の音は、バンド活動を経てソロとして再出発した90年代のポール・ウェラーを彷彿させる。 新緑の季節、もしくは風が涼しくなった初秋のドライブのお供に。 ※LIFESTYLE MUSIC RECORDS のポストカードとミニステッカー(色はランダム)が付属します。 1. Higher Than The Sun(太陽よりも高く) 2. SKYLINE(スカイライン) 3. New Shuffle(ニュー・シャッフル) 4. Last Train Home(ラスト・トレイン・ホーム) 5. Groovie Little Number(グルーヴィー・リトル・ナンバー) 6. Last Waltz(ラストワルツを踊ろう) 7. Boogie Back(今夜はブギーバック / あの大きな心) 8. Hanging Around(ハンギング・アラウンド) 9. Seventy Seven(セヴンティー・セヴン) 10. Happy Ending(ハッピー・エンディング)
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The Acoustics「STANDARDS」
¥1,800
鹿児島出身のロックバンド、The Acoustics が2015年にリリースした1stアルバム。 (本品は2016年に LIFESTYLE MUSIC RECORDS からリリースされた再発盤) ソウル、パンク、ネオアコ、ギターポップ、60's&70'sロックなどなど、幅広い音楽を吸収し咀嚼してきたという彼ら。 ティーンエイジ・ファンクラブやBMXバンディッツなどのUKギターポップや、ストロークスやデス・キャブ・フォー・キューティーなどのUSインディーロックのいいとこ取りのような、シンプルで心地よいナンバーばかりで、アルバムの完成度は非常に高い。 その抜群のセンスの良さは、東京で活躍する数多のバンドを軽く凌ぐ。 日常生活のBGMにドライブのお供に、いつでも傍らに置いておきたくなる、正しく「スタンダード」な名盤。 ※LIFESTYLE MUSIC RECORDS のポストカードとミニステッカー(色はランダム)が付属します。 1. The Beginning 2. My Valentine 3. Don’t Look Back 4. The Light 5. A Song In The Sky 6. Fluffy Sofa 7. Primal Memories 8. A Warm December 9. Thinking Aloud 10.This Rain Calls Spring 11. From The Attic 12. The Band
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The Acoustics「The Acoustics」
¥2,000
鹿児島出身のロックバンド、The Acoustics が2019年にリリースした2ndアルバム。 ソウル、パンク、ネオアコ、ギターポップ、60's&70'sロックなどなど、幅広い音楽を吸収し咀嚼してきたという彼ら。 1stアルバム『STANDARDS』リリース以前の初期作品の新録で構成されたアルバムで、卓越した演奏力での原点回帰となる1枚。 ストロークス1stのビートナンバーを彷彿させる「We’ll Meet Again」、トラヴィスを連想させるミディアム・ロック「Wasteland」、陽光溢れるライトメロウな都会的ポップス「Drive My Hoopty」など、前作同様あちこちに洋楽ロック好きをニヤリとさせる仕掛けが施されている、抜群のポップセンスで聴かせる極上のロック・アルバム。 ストロークスやティーンエイジ・ファンクラブの名盤と共に、ドライブのBGMにぜひ。 ※LIFESTYLE MUSIC RECORDS のポストカードとミニステッカー(色はランダム)が付属します。 1. We'll Meet Again (album version) 2. The Nightbirds 3. Wasteland 4. Light the Wall 5. Lullaby 6. Drive My Hoopty 7. The Other Side of Love 8. Illumination (album version) 9. Good Bye
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rainyday 「モノクロームの日々」
¥1,800
北海道・旭川を拠点に活動するバンド・rainyday が、Northern Bright の新井仁が主宰するレーベル『LIFESTYLE MUSIC RECORDS』から2019年にリリースしたミニアルバム。 ティーンエイジ・ファンクラブやトラヴィスなど、英国北部の都市・グラスゴーの音楽シーンのバンドを彷彿させる、眩い音像のクリアなギターサウンドが特徴。 オアシスの名盤『Morning Glory』のような、バンド名どおりの湿り気を帯びた音作りとポップなメロディーが心地よい。 ハスキーで艶のある女性ヴォーカルがリードを取るナンバーも魅力的。 UKギターポップ好きはもちろん、男女ヴォーカルのギターバンドというスタイルから見れば、SUPERCARの1st『スリーアウトチェンジ』が好きな人にもおすすめしたい1枚。 ※LIFESTYLE MUSIC RECORDS のポストカードとミニステッカー(色はランダム)が付属します。 1. シチュウ・ルウ 2. Sexy Girl 3. Crush On You 4. Marc Song 5. フォトグラフ 6. Kitty Girl 7. モノクロームの日々
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Kent Funayama「BOY'S LIFE」
¥2,000
グラフィックデザイナー・イラストレーターとしても活動するシンガーソングライター・Kent Funayama が、2018年にリリースしたアルバム。 やや物憂げな歌い回しで、日常の感情の起伏を淡々と歌う全9曲。 アコースティックを主体とした、しっとりとしたAORなサウンド・メイキングは、トミー・リピューマがプロデュースしたマイケル・フランクスやエブリシング・バット・ザ・ガールの諸作品を連想させる。 雨降りや曇り空や夜明け前のような雰囲気をまとった、ひんやりとした空気感が心地よい1枚。 ※LIFESTYLE MUSIC RECORDS のポストカードとミニステッカー(色はランダム)が付属します。 1. You and I Laughed Then 2. TENDER 3. Baby Blue 4. ロンサム・トレイン 5. グッドバイ 6. 傘のバラード 7. ボーイズ・ライフ 8. (Reprise) 9. Focus
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フライダーズ「Fryders」
¥2,420
ロジャー・マッギンの如く12弦ギターをかき鳴らす佐藤ユウキ率いるルーツロック・バンド、フライダーズが2019年にリリースした1stアルバム。 もの悲しくも凛とした詞とメロディーラインを彩る、優しいアコースティック・ギターの音色や焼け付くようなエレキギターの響きは、さながらニール・ヤングの70年代の名盤のような趣き。 往年のアメリカン・ロックが好きな人のみならず、サニーデイ・サービスやグレイプバインなど、90年代邦楽ロックのリスナーにも、強烈にオススメしたい一枚。 ゲストにムーンライダーズの武川雅寛が参加。 *バンドのオリジナル缶バッジ付き。 1. 小梅 2.多摩堤通り 3.東から西へ 4.ぼくはきみへ 5.線路沿い 6.帰り路 7.9月の朝 8.最高の夜 9.おやすみアイリーン(Goodnight Irene)
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フライダーズ「LONG TIME AGO」
¥2,640
ロジャー・マッギンの如く12弦ギターをかき鳴らす佐藤ユウキ率いるルーツロック・バンド、フライダーズが2022年にリリースした2ndアルバム。 アメリカン・ルーツ・ロックを根幹とした豊潤で端正なサウンドと、四季折々の情景に心象風景を重ね合わせた詩世界で、丁寧に紡がれた歌の数々は、いずれも和の情緒に満ちていて正しくはっぴいえんどやサニーデイ・サービスにも通じる「日本のロック」そのもの。 ムーンライダーズの夏秋文尚のプロデュースの元、リリカルで優しいアコースティック・ギターの音色と焦燥感溢れる焼け付くようなエレキギターの響きが交錯する演奏スタイルは、ニール・ヤングを思わせる。 朴訥として素朴なヴォーカルも、心の奥底まで沁みるようで味わい深い。 ムーンライダーズの武川雅寛や、70年代より様々なセッションで活躍するペダルスチールギターの名手・駒沢裕城の客演も光る、前作よりグッと深化したいぶし銀の1枚。 1. 春になれば 2. Tell Me Why 3. Long Time Ago 4. やさしい雨 5. グレイス 6. 麦わら帽子 7. おやすみユーリ 8. 境界線上 9. 線香花火 10.ジメジメジトジト
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いーはとーゔ「Slow Living」
¥1,000
愛するルーツ音楽を昇華させた "ジャパリカンルーツポップス" を追求する5人組・いーはとーゔが2018年にリリースしたミニアルバム。 ザ・バンド、バーズ、C.C.Rなどのアメリカン・ルーツ・ロックへの憧憬が溢れる日本語オリジナルの全6曲はいずれも完成度が非常に高く、それらの影響を上手く消化してジャパニーズポップスとして成り立たせている手腕は実に見事。 ブギウギピアノが冴え渡る軽快でリズミカルなナンバーから、月夜の荒野が目に浮かぶようなスローなカントリー・バラードまで、音楽好きを唸らせるバラエティ豊かな6曲だが、眉唾はやはりミーターズやネヴィル・ブラザーズなどに代表されるセカンドライン・ファンクを大胆に取り入れた「Secound Life」だろう。 往年のアメリカン・ロックを愛する世代のみならず、あらゆる世代の音楽好きに聴いてほしい、近年屈指の名盤。 1. 香港紀行 2. 6月の旅人 3. レニー 4. Second Life 5. Good morning girl 6. 夜明けの口笛吹き
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bjons「SILLY POPS」
¥2,200
近年ではアイドルグループへの楽曲提供も行うソングライター・今泉雄貴を中心に結成され、東京を拠点に活動する bjons が2018年にリリースしたアルバム。 洗練と朴訥さの両面を持つ練り上げられたソングライティングと、豊潤なバンドサウンドが織り成す日本語ポップスは、シティポップ前夜である70年代中期に活躍したシュガー・ベイブやブレッド&バターといったバンドを連想させる。 カントリーやR&Bなどの米国音楽の要素を上手く取り入れ、グッド・タイム・ミュージックやライトメロウ・ポップスなどバラエティ豊かなサウンドを聴かせる手腕は、セクションやティン・パン・アレーなどの音楽集団をも思わせる。 昨今のシティポップ・ブームを揶揄したかのようなアルバム・タイトルに見られる独特のセンスも小気味よい。 晴れ渡る秋空のような、カラッとした清々しいポップスが堪能できる1枚。 日常生活やお出かけのBGMにぜひ。 1.けもの 2.lonestar 3.I Don't Care 4.ダーティーボーイ 5.ハンバーガー 6.ストレンジャー 7.いらっしゃいませこんばんは 8.そろりっそわ
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bjons「CIRCLES」
¥2,420
近年ではアイドルグループへの楽曲提供も行うソングライター・今泉雄貴を中心に結成され、東京を拠点に活動する bjons が2018年にリリースしたアルバム。 洗練と朴訥さの両面を持つ練り上げられたソングライティングと、豊潤なバンドサウンドが織り成す日本語ポップスは、シティポップ前夜である70年代中期に活躍したシュガー・ベイブやブレッド&バターといったバンドを連想させる。 前作にみられたアメリカン・ルーツ・ロックからの影響を感じさせる長閑さは若干後退し、都会的で洗練されたAOR風味のスタイリッシュなサウンドとなった今作。 奥田民生を彷彿させる気怠く色気のある今泉雄貴の歌声との相性も抜群で、さながらビル・ウィザースやアル・グリーンのような70年代シティソウルのような心地よさ。 このアルバムのリリース直後にバンドが解散してしまったことが悔やまれる、円熟味溢れる味わい深いアルバムだ。 秋から冬にかけての都会のBGMに最適な、アダルティで落ち着いた1枚。 1.皮肉屋 2.デジャヴ 3.抱きしめられたい 4.かっこわらい 5.ハードレイン 6.スロウリー 7.頼りない魂 8.鈍行アウェイ 9.フォロー・ユー
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正岡真一「CALIFORNIA BLUE SKY」
¥1,000
名古屋大学ブルーグラス・サークルの一員で、現在は東京で活動するエンターテインメント音楽集団・MURAバんく。のメンバーでもあったフィドル奏者・正岡真一が、自らの活動の記録を残すべく仲間たちと制作した、2020年にリリースしたブルーグラスのインストゥルメンタル作品。 サークル活動として演奏するメンバーだけあって、卓越した演奏力は音楽好きの大人たちも舌を巻く。 全曲オリジナルで、高速での演奏が見事な「Someday We Will Meet Again」「California Blue Sky」も最高だが、切ないメロディーのミディアム・ナンバー「Highlonesome Waltz」の郷愁感も素晴らしい。 アメリカン・ルーツ・ミュージックを愛する人にオススメしたい、聴き応えのある1枚。 1. Someday We Will Meet Again 2. Spring Polka 3. Highlonesome Waltz 4. California Blue Sky 5. 2 A.M
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甲斐ヒロシ (かいとかいだ。)「流れ星 - Shooting Star -」
¥2,000
愛知を拠点に活動するシンガーソングライターのカイヒロシと、アコーディオン奏者のかいだむつみによるアコースティック・デュオ「かいとかいだ。」 甲斐ヒロシのソロ名義となっているが、実質的には「かいとかいだ。」として、ドラマーを迎えてレコーディングされた2020年リリースのアルバム。 吉田拓郎や河島英五など昭和のフォークシンガーを思わせる、カイヒロシの無骨な歌い回しとソングライティングを、かいだむつみによるノスタルジックなアコーディオンの響きが絶妙に和らげる。 冷たい風が吹きすさぶ夜に響くような「孤高の月」「流れ星」などの無頼さもいいが、暖かい雰囲気の「箱庭」や、リリカルな味わいの「ひとりごと」「声」も心に染みる名曲。 70年代の吉田拓郎や泉谷しげるのような雰囲気が好きな人はもちろん、フラカンやエレカシが好きな人にもおすすめしたい1枚。 1. 孤高の月 2. 箱庭 3. かぱん 4. ひとりごと 5. ミューズの伝言 6. バカボンド 7. 流れ星 - Shooting Star - 8. 声
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ロッカクレンチ (demo)
¥500
名古屋を拠点に活動する女性二人組の弾き語りユニット・ロッカクレンチが2020年にリリースした4曲入りCD。 声質が違うヴォーカルの掛け合いが印象的で、共に抑揚もなく淡々と歌うクールな質感は空気公団を連想させる。 耳に心地よいポップなメロディーラインが冴え渡る粒ぞろいの4曲だが、眉唾はやはりサビのエーモショナルなメロディーとクールな歌いっぷりの対比がドラマチックで素晴らしい「悪いこと」 「demo」と銘打ちながらも、完成度が高い1枚。 1. ぬるい 2. 大人 3. 悪いこと 4. 電波塔
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ロッカクレンチ「頼りきり」
¥500
名古屋を拠点に活動する女性二人組の弾き語りユニット・ロッカクレンチが2020年にリリースした2曲入りCD。 声質が違うヴォーカルの掛け合いが印象的で、共に抑揚もなく淡々と歌うクールな質感は空気公団を連想させる。 前作のデモ音源と違い、今作ではしっとりとしたバンドサウンドを聴かせる。 夕日の街並みを連想させる郷愁感を感じさせる、やや枯れた味わいの「頼りきり」 彼女たち特有のクールさが際立つ、切ないメロディーが心地よい「考え事」 粒ぞろいな2曲が堪能できる1枚。 1. 頼りきり 2. 考え事
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ロッカクレンチ「簡単なことじゃない」
¥1,800
名古屋を拠点に活動する女性二人組の弾き語りユニット・ロッカクレンチが2022年にリリースした6曲入りCD。 純粋さ故の冷酷さや無邪気さ故の残酷さを感じさせるようなヒリヒリとした感触の詩世界を、声質が違うヴォーカルの掛け合いで抑揚もなく淡々と歌う6曲。 長野県松本市のライブスペース「Give Me Little More」でレコーディングされたバンド・サウンドは、そんな彼女たちの世界観をノスタルジックな質感で支えている。 既発のデモCDに収録されていた名曲「悪いこと」「電波塔」の再レコーディング・トラックも素晴らしい出来。 曇り空や雨模様の日や夕暮れ時に聴くとしっくりくる、モノクロームな1枚。 1. 簡単なことじゃない 2. いい日 3. 悪いこと 4. スイセン 5. ヘッドライト 6. 電波塔 (Open Reel ver.)